カテゴリ: その他・過去作など

昨日は大阪まで行ってました。

5月の静岡ホビーショーに参加できなかったため所属する艦船模型サークル「鳶色の会」の鳶色2号さんに出展の代行をお願いしていたのですが、その2作品「信濃」と「ホーネット」を引き取りに行ってきたわけです。

そこで最新作のファイブスターモデル1/350 
砲艦「熱海」と、現在製作中であるトランペッター1/350 HMS ケント(F78)を穴が空くほどじっくり拝見してきました。

まずは
砲艦「熱海」から。

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まず初めに言っておきますがこの作品は写真での印象とは全く違って、実際はハガキよりも一回り大きいくらいの非常にコンパクトな作品です。

ここからは私個人の感想です。

船そのものの作り込みはまず流石としか言えません。でもそれよりも唸ったのはこの作品の構図というかレイアウトです。

土の部分と水面部分はおおおそ2対8くらいでしょうか?あえて船を中心よりも大きく端に寄せて水面部分に大きくスペースを取ることで広大な長江の川面を印象付け、さらなる奥行きを感じさせます。

構図をほんの少し斜めに取ることで静かな作品に変化を与えていますよね。

土の部分と川の部分が交わるところのグラデーションがとても美しいです。普通はこういう作品を作る場合はレジンを流し込んで水深の存在を表現するものなのですが、この作品ではそうではなく塗装のみで川の深さを表現されています。塗装だけでもここまで出来るんだとちょっとしたショックを受けました(笑)。

砲艦というちょっと地味な艦種、1/700並みの小さな船体、静かな水面、はがき大強くらいの小さな作品・・・なのに・・・何だ?この存在感は?(笑)。

いやあ、勉強になりました。

ここでクイズですが、この作品の中に「野菜売りの少女」がいます。見つけてください(爆)。

それでは次に現在製作中の
HMS ケント(F78)です。

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この作品も感想がいっぱい(笑)。

とにかく船体のシルエットがめちゃくちゃカッコイイこと。

だから模型にしても見栄えが良いんですね。

現用艦についてはもう一つ製作意欲がわかない私でも、この艦のスタイルの良さには惚れますね。

ただ元キットがトランペッターらしいので(私にはトラウマしかない)鳶色2号さんもここまで仕上げるにはかなりの苦労が有ったことは想像に難くないです・・・。

船体後半の空白部分には格納庫が乗るということで、その格納庫自体もほぼ完成しているのですが、ここには仕掛けが有りますので完成を楽しみに待ちましょう。

この作品の最大のトピックはやはりここでしょうか?

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のっぺりした船体側面に規則的に入れられた
「痩せ馬」というデコボコ表現。

実艦を見ると確かに内側にデコボコと凹んでいるのが分かります。

飛行機模型でゼロ戦の表面の凸凹や「たわみ」を彫刻刀で掘って表現する技法を見たことが有りますが縮尺の小さい船でそれをやるとオーバー表現になってしまう恐れが有るんですよね。

この作品では本当に見事に微妙な凸凹を塗装のみで表現されています。このさじ加減には本当に驚きました、お見事という以外ないです。

本当に完成が楽しみな作品です!

さて大いに刺激を受けましたので私も頑張りましょう(笑)。

艦橋の直後のメインマストはキットの物は形状が年次的に異なりますので使えません。

そこで真鍮線を使って自作します。今日はここまでです。

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これをベースにもう少し作り込んでいきます。

目立つパーツですので手抜きなくいきたいですね!

それでは!!

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昨日は模型サークル「模型の絆」のヤマト総帥との重要なミーティングでした(笑)。

なんでも総帥は増えすぎた積みキットがついに生活空間を圧迫し始めたため在庫整理を始めたとの事。

まあ模型で耐震対策をしている方ですからねえ(爆)。(写真はほんの一部です)

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というわけで以下の品々を差し入れて頂きました。

まずは私のような1/350空母野郎にとっては死活問題となる艦載機セット!!

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最近ハセガワが再販を始めましたが、いつまた休止するかもわかりませんからね。

品薄の時はヤフオクで10倍くらいの値付けで出品されていました。「ふざけるな!」とか思いながら「か・・・買うしかないのか」とも思いましたからね、これは助かります。

さらに今製作中の「瑞鶴」で使う12.7cm連装高角砲!!

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ベテランモデルの精密なキットです。

これもなかなか流通しておらず毎回入手するのに苦労するんですよ。

まあ・・・キット付属のパーツとはディティールは勝負になりませんので一安心ですよ。

そして1/350日本海軍「水密扉セット」

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いろんなタイプが揃っているセットですが、どこにどのタイプを使うのかイマイチよく分かっていないけんちっくでした(爆)。

ここまでは良いのですが・・・。

こ・・・これは???

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レキシントン・・・は分かるのですがこれは明らかにデフォルメタイプ。

これを私に作れというのか?ヤマト総帥・・・。

まあ考えておきましょう。しかし何でも買ってるな、総帥。

最後に・・・。

やっぱりか!!ブル中野!!!(爆)。

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以前からサークル内で爆笑を誘っていた逸品でしたが、まさか最終的に私のところに巡ってくるとは・・・。

このシリーズは他にも「長与千種」「ライオネス飛鳥」「ダンプ松本」も有るらしい。

なんと別売りで「リング」というレアアイテムもあるとか。

こうなったら全部欲しいところだが・・・。

ヤマト総帥、お世話になります。いろいろありがとうございました。

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関連サイト集に新しいブログを追加しました。

先日コメント頂いたシロプリさんが運営するブログ何時になったら出来るやら?です。

シロプリさんは現在、童友社の1/250空母「信濃」を製作中なのだそうです。

キャプチャ

製作はまだ始まったばかりですがさっそくいろんな難題にぶち当たっているようです。私もこのキットは知っていますが確かにかなり大らか(笑)ですから普通に組むだけでも大変かと・・・。

どうやってリカバリーしつつ作業を前にすすめていくのか?個人的にもとても興味がありますので私に出来ることが有れば協力を惜しまないつもりです・・・が私は船体にはタミヤの1/350「大和」を使いましたので全くストレス無しに組めましたのでこれといった的確なアドバイスは出来ないかも(笑)。

ぜひ頑張ってほしいですね!

しかし・・・この童友社1/250「信濃」は最近よくお目にかかりますね、ちょっとしたブームなのかな?

たしかヤマト総帥のお知り合いの方も最近この信濃に着手したとか聞きましたけど・・・。

ヤマトさーん、そうでしたよねー???

というわけで皆さんもぜひシロプリさんの製作状況にご注目ください。

関連サイト集の一番下に追加していますのでどうぞよろしくお願いします!!

最近はネットでの情報発信はXやInstagramが主流になってブログはどんどん廃れてきている気がします。でも大量の写真が載せられて長文もOK、フォントや文字サイズもカラーも自在で後から過去記事も簡単に呼び出せる・・・まだまだブログの持つ魅力も捨てがたいんですよね。

さてちょっとだけこちらの状況もお伝えします。第2次攻撃隊で使う零戦21型を4機製作中です。

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なかなか難しいっす!

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私が所属する艦船模型サークル鳶色の会は今年も静岡ホビーショー第34回モデラーズクラブ合同作品展に出展します。


第34回モデラーズクラブ合同作品展 5月17日(土)~18日(日)


鳶色の会の卓は例年通り
「西館2F 第2小展示場」の一番奥「240番」となります。

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鳶色の会の会員数は現在7名です。

当日は全会員の最近の力作が一同に展示されますので艦船模型、スケールモデルがお好きな方は是非足をお運びください!

なんでも当会の山口会長の最新作がかなりヤバいそうですので・・・(爆)。

私は残念ながら今年も仕事で現地に行く事は出来ませんが作品だけは展示されることになっていますのでblog「特選空母」ファン(?)の皆様、どうぞお楽しみに!!

そんな私はこの3作品を展示予定です。

最新作であり初御披露目の作品、1/350 特殊船
「熊野丸」

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艦船模型スペシャル 94号 巻頭掲載作品 1/350 空母
「ホーネット」

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そして超大作(笑)デカいだけで周囲を圧倒する存在感 1/350 空母
「信濃」

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それでは皆様、どうぞよろしくお願いいたします。!!

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3月27日にこんな本が発売になりました。

  「1/700 艦船模型 実践工作テクニックガイド」

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発売元はモデルアート社

製作と解説は私も所属する艦船模型サークル「鳶色の会」の会員でプロモデラーでもある渡辺真郎さんです。

1/700の艦船模型の作り方や塗装の仕方が実に丁寧にたくさんの写真付きで解説されています。これから艦船模型を初めてみようという方やワンランク上を目指す方にとっては本当に役に立つ本だと思います。

私もちょうど半分ほど読み進めたところなんですが・・・。

いやあ~、知らなかった技法やマテリアル、そしてアフターパーツの数々など参考になるなあ。

まあ私の場合はいつも「今日はココやろう」とか適当に進めるものですから後で必ず「あちゃ~、こっちを先にやっとけば良かったのに~」と後悔することが度々あります。

でもこの本を読んでそれではいつまでたってもシロートだと気付かされます。

やっぱり作業の手順をあらかじめしっかり考えて計画を立てて進めていく事がいかに大事かを知りました。

読めば読むほど「なるほど~」と思うと同時に自分の行き当たりばったりを反省する事しきりです(笑)。

最近いろんな展示会に出かけても艦船模型の出展はやっぱり極端に少ないと感じます。やはりどこかに艦船模型の敷居の高さがイメージとしてあるのではないかと思います。

嫌いじゃないし出来ればやってみたいけど、なんか難しそう・・・。

これが多くの趣味モデラーさんの感想じゃないかと思います。


艦船模型を専門に作る方はそうそう増えないと思います。でも「艦船模型 ”も” 作る」という人はこの本を読めばもっともっと増えるんじゃないかなあと思うんですね。

とりあえず積んだまま年月を重ねているだけの艦船模型キットのある方は是非引っ張り出してきて、この本を参考に気軽に挑戦してみてもらいたいと思いますねー。

けんちっくも久しぶりに何か1/700を作りたくなってきたぞ!!

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