艦船模型スペシャルとの歩み(その7)
関西艦船模型界の重鎮である友井保男師匠から展示会でお会いした時に「これあげるわ」と渡されたのが1/200空母「千代田」の公式図面でした。
精密にビッシリ描き込まれたその図面をみてるともうダメですね、作りたくなってくるんですよ。
どうも何でも「立体化」したがる性癖?なんでしょうか。
師匠からは1/200と厳命されましたが住宅事情、製作環境事情というものがありますのでそこは丁重にお断りして1/350に変換して製作させて頂きました(笑)。
この作品は2022年8月発売のNo.85号に掲載していただきました。
この号の特集は「華麗なる転身 艦種変更された改造艦艇」でした。
この作品は初めて巻頭掲載いただいた思い出深い作品です。
それでは自前の完成写真を3枚ほどご覧ください。
ではこの作品を作るにあたって印象的だったことをお話します。
小型空母といってもやはり1/350スケールとなるとそこそこの大きさになります。これは船体が組み終わった状態ですが1/700の同艦と比べるとこんなに違います。
格納庫は全て作る必要は有りません。強度の事も顧慮してエレベーター(下げ状態)から見える範囲だけ作ります。
高角砲スポンソン等はシンプルな形状ですのであまり苦労なく組むことが出来ます。
裏側は技術ではなく根気です。毎日チビチビ作っていればこうなります・・・。
千代田の煙突は主缶用とディーゼル用の2つ有ります。その形状の作り分けもしっかりと。
斜め支柱を正確に取り付けます。模型とはいえ実物をスケールダウンしたものですからやはり支柱が付くとカチカチに固定されます。当たり前の事なんですけど「なるほどなあ~」と妙に感心させられるトコロですね。
シールド付き12.7cm連装高角砲は当時良いパーツが見当たらなかったので完全自作です。だんだんとこういうものを自作する意欲が薄くなってくるんですよねえ(爆)。


ここで艦首部分の各所の名称を表記しておきます。皆さんの製作に役立ててください。
艦尾側には「野菜格納所」と「部材格納所」があります。こういうのはとても再現のやりがいがあるところなんですよ。
飛行甲板裏は・・・まあ・・・実際のところじっくり見られたことが無いのでここまでやる必要が有るのかどうかはいつも疑問に思っています。費用対効果?で言えば極端に低い部分です。でも手抜きは出来ないんですね。
個艦識別標識ですが正規空母は一文字、改造空母は二文字と聞いたことが有ります。確証はないんですけどね。千代田の標識がこの位置に有ったという証も有りません。
ただこれもいつも思うのですがあまりに考証に捉われすぎると模型が作れなくなります。という以前に模型作りが楽しくなくなりますよね(笑)。楽しく作る、自己満足オーケー、ただ苦手でも最低限の考証のお勉強はしておく、こういうスタイルで作ってます。
というわけで「ちよ」の文字はマスキングテープを丁寧に切り抜いて・・・。
左舷後方に入れました!
ここで艦尾付近の詳細を記しておきますね。
この「取り外し式ローラー」というのが何のために有るのか、また何で取り外す必要が有るのかはいまだに分かっていません。ていうかすっかり忘れていました(笑)。
着艦標識のこの赤と緑の表示灯は「甲板状態表示灯」と呼ぶそうです。
恐らくですが赤と緑の組み合わせで飛行甲板が今どのような状態にあるのか上空の飛行機に知らせるための物だろうという説明を受けましたが定かではありません。
千代田の無線マストは特殊な形状ですので汎用のエッチングパーツは使えません。ところが有るんですね、こんなものが。
これは1/350「千代田」「千歳」用のエッチングマストセットです。
記憶が確かなら1/350スケールの「千代田」「千歳」のキットは存在しないはず・・・。
なのに何で専用マストが発売されているのでしょうか???
フルスクラッチする奇特な人(?)しか必要としないはずでは???(爆)。
でも有難いですね。しっかり使わせて頂きました。
張り線にはこだわってみました。だって図面に書いてあるんだもん。
完成した千代田の側面写真と実艦写真です。いかがでしょうか?
曳船と飛行機運搬船も自作しました。だいたいこんな感じだろうというものですのであまり参考にはしないでください(汗)


甲板上にはお決まりの整備兵です。やっぱり船には人が似合います。
こんな感じで楽しんで作りました。
この作品は現在はある旅館に展示されているようです(笑)。
これで第七回「艦船模型スペシャルとの歩み」を終わります。
また次の掲載作品紹介をお楽しみに。

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関西艦船模型界の重鎮である友井保男師匠から展示会でお会いした時に「これあげるわ」と渡されたのが1/200空母「千代田」の公式図面でした。
精密にビッシリ描き込まれたその図面をみてるともうダメですね、作りたくなってくるんですよ。
どうも何でも「立体化」したがる性癖?なんでしょうか。
師匠からは1/200と厳命されましたが住宅事情、製作環境事情というものがありますのでそこは丁重にお断りして1/350に変換して製作させて頂きました(笑)。
この作品は2022年8月発売のNo.85号に掲載していただきました。
この号の特集は「華麗なる転身 艦種変更された改造艦艇」でした。
この作品は初めて巻頭掲載いただいた思い出深い作品です。
それでは自前の完成写真を3枚ほどご覧ください。
ではこの作品を作るにあたって印象的だったことをお話します。
小型空母といってもやはり1/350スケールとなるとそこそこの大きさになります。これは船体が組み終わった状態ですが1/700の同艦と比べるとこんなに違います。
格納庫は全て作る必要は有りません。強度の事も顧慮してエレベーター(下げ状態)から見える範囲だけ作ります。
高角砲スポンソン等はシンプルな形状ですのであまり苦労なく組むことが出来ます。
裏側は技術ではなく根気です。毎日チビチビ作っていればこうなります・・・。
千代田の煙突は主缶用とディーゼル用の2つ有ります。その形状の作り分けもしっかりと。
斜め支柱を正確に取り付けます。模型とはいえ実物をスケールダウンしたものですからやはり支柱が付くとカチカチに固定されます。当たり前の事なんですけど「なるほどなあ~」と妙に感心させられるトコロですね。
シールド付き12.7cm連装高角砲は当時良いパーツが見当たらなかったので完全自作です。だんだんとこういうものを自作する意欲が薄くなってくるんですよねえ(爆)。
ここで艦首部分の各所の名称を表記しておきます。皆さんの製作に役立ててください。
艦尾側には「野菜格納所」と「部材格納所」があります。こういうのはとても再現のやりがいがあるところなんですよ。
飛行甲板裏は・・・まあ・・・実際のところじっくり見られたことが無いのでここまでやる必要が有るのかどうかはいつも疑問に思っています。費用対効果?で言えば極端に低い部分です。でも手抜きは出来ないんですね。
個艦識別標識ですが正規空母は一文字、改造空母は二文字と聞いたことが有ります。確証はないんですけどね。千代田の標識がこの位置に有ったという証も有りません。
ただこれもいつも思うのですがあまりに考証に捉われすぎると模型が作れなくなります。という以前に模型作りが楽しくなくなりますよね(笑)。楽しく作る、自己満足オーケー、ただ苦手でも最低限の考証のお勉強はしておく、こういうスタイルで作ってます。
というわけで「ちよ」の文字はマスキングテープを丁寧に切り抜いて・・・。
左舷後方に入れました!
ここで艦尾付近の詳細を記しておきますね。
この「取り外し式ローラー」というのが何のために有るのか、また何で取り外す必要が有るのかはいまだに分かっていません。ていうかすっかり忘れていました(笑)。
着艦標識のこの赤と緑の表示灯は「甲板状態表示灯」と呼ぶそうです。
恐らくですが赤と緑の組み合わせで飛行甲板が今どのような状態にあるのか上空の飛行機に知らせるための物だろうという説明を受けましたが定かではありません。
千代田の無線マストは特殊な形状ですので汎用のエッチングパーツは使えません。ところが有るんですね、こんなものが。
これは1/350「千代田」「千歳」用のエッチングマストセットです。
記憶が確かなら1/350スケールの「千代田」「千歳」のキットは存在しないはず・・・。
なのに何で専用マストが発売されているのでしょうか???
フルスクラッチする奇特な人(?)しか必要としないはずでは???(爆)。
でも有難いですね。しっかり使わせて頂きました。
張り線にはこだわってみました。だって図面に書いてあるんだもん。
完成した千代田の側面写真と実艦写真です。いかがでしょうか?
曳船と飛行機運搬船も自作しました。だいたいこんな感じだろうというものですのであまり参考にはしないでください(汗)
甲板上にはお決まりの整備兵です。やっぱり船には人が似合います。
こんな感じで楽しんで作りました。
この作品は現在はある旅館に展示されているようです(笑)。
これで第七回「艦船模型スペシャルとの歩み」を終わります。
また次の掲載作品紹介をお楽しみに。

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