艦船模型スペシャルとの歩み(その6)

自宅の近所の模型店が閉店することになりその閉店セールでピットロードの1/700「雲龍」を格安でゲットしました。これを使って何かジオラマを作ろうという企画でした。

そこで思い付いたのが昭和19年12月の雲龍によるフィリピンへの海上輸送の再現でした。

すでに戦況悪化して空母としての使い道のない雲龍はその高速と広大な飛行甲板を利用して輸送作戦に利用されました。そのシーンをどこまでそれらしく表現できるかの挑戦でした。

この作品は2022年2月発売の
No.83号に掲載していただきました。

表紙

この号の特集は「日本海軍の装甲空母「大鳳」「信濃」」でした。

雲龍は装甲空母ではありませんが「特別記事ジオラマ」としてお邪魔させて頂きました。

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ではまずいつものように何枚か完成形をご覧ください。

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ではこの作品を作るにあたって印象的だったことをお話します。

まず何といっても最大の難関はこれでした。

ライオンロアの1/700雲龍用のフルエッチングセット。

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実はこれ、フジミの雲龍用に開発されたものなのです。

製品の紹介ページに
「他メーカーのキットにも調整すれば使用可能です」と書かれていたので今回のピットロードのキットにも使えるだろうという甘い考えで購入したのですがこれが全く合わない合わない(爆)。

どこかに合わせるとどこかが足らないとか、そもそも全く寸法が違っているとか・・・。

どこをどう解釈すれば「使用可能」なのか私の目の前で組んでみてくれよ!と思ったほど(笑)。

それでも苦労に苦労を重ねて何とかこのように(無理やり)取り付けました。

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結局このエッチングを無理やり取り付けることでキットの飛行甲板がいろんなところで干渉して全く使えなくなったのでプラ板から自作するハメになりました(涙)。

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乗り掛かった舟というかついでというか、艦橋もキットの物はイマイチ納得できなかったので・・・。

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自作したったったった!!

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この輸送作戦では特攻機「桜花」30機を下段格納庫に搭載したという記録が有るようですが下段格納庫は見えにくいので上段も使って分散しました。この辺は許される模型的演出です。

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こうして雲龍のホワイトモデルは苦労しまくって完成しました。

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そして搭載物です。

軍用車両を大量に乗せたらしいのでファイブスターの車両セットを組んで・・・。

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塗装しました!!

8.5

四式特殊輸送機(クー8)は自作です。

大体こんな形でしょう(笑)。2機作りました。

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雲龍自体も迷彩塗装しました。これは毎回めっちゃ楽しい作業です。

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物足りないので「重油運搬船」を・・・。

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適当にディティールアップ。

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搭載物を甲板上に並べました。

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この作品は
チョートクヨシタカさん主催の「スケールモデル祭り」にも参加しました。

色んな意味で思い出深い作品となりました。

これで
第六回「艦船模型スペシャルとの歩み」を終わります。

また次の掲載作品紹介をお楽しみに。

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