350くまさん
1/350熊野丸製作ですが一応すべての作業が終了しました。今後は気が付いたときに追加で何かを行う程度ですね。
そもそもは空母「千代田」をフルスクラッチ製作する際に使った公式図面に何故かもう一隻の図面がくっついていたことが始まりです。
「M丙空母」と書かれたその空母の姿は見たことも無いもので「なぜこんなものが・・・」と不思議に思っていたのですが何故かとても気になって調べてみたらそれが日本陸軍が開発した「熊野丸」であったことが分かりました。
図面が有れば作ってみたくなる・・・これはもうスクラッチモデラーの性とでもいいましょうか(笑)。
小さな船だしちょっと気軽にやってみよう!と思って始めてみたら思いっきりハマってしまいました。
船体の大まかな形状は図面で大体把握できますのでいつものようにプラ板で組んでいく事は可能です。
でも細かなところはなかなか分かりにくいです。そこで思い切ってファイブスターモデルの1/700レジンキットを入手しました。8枚ものエッチングパーツがセットになっていますので細かな部分の形状の理解にとても役に立ちました。


艦載機は「三式指揮連絡機」と「カ号観測機」をどうしても置きたいところですがもちろんこのスケールではキットは発売されていません。そこでまたまた模型仲間の「M兄」にお願いして3Dプリンターでいオリジナル製作していただきました。感謝感謝です。
この模型の最大の見どころは船尾の扉を思いっきり開いて大発と呼ばれる上陸用舟艇を発進させているシーンです。大発には95式軽戦車、そして特大発には97式中戦車を載せてみました。(特大発はキットが無いためスクラッチ製作です。)
全体としては上陸作戦のために沖合に停船した熊野丸から多くの舟艇部隊が発進するシーンを思い描きました。さらにその作戦を支援するための艦載機を飛行甲板上に置きました。
実際の熊野丸は全く作戦には参加せずこのようなシーンは全くの架空なのですがそれが出来るところが模型の良い所ですね。ですので考証派の方々からはお叱りを受けそうでちょっとお見せするのに抵抗感アリアリです(爆)。
そこはまあ・・・一モデラーの妄想としてお許しください・・・。
それではどーぞ!!(クリック拡大可)
まずは船の全景からです。
苦労した船首部分です。
艦載機(三式連絡機)です。
艦載機(カ号観測機)です。
格納庫にも数機入れていますよ。
そして最大の見せ場である船尾付近です。
最後に上陸用舟艇です。
以上いっきに30枚でした!。
本当に完成させるのがイヤになるくらい楽しい製作でした。
この作品もまたどこかの展示会で皆様に生で見て頂いて是非ご感想を頂きたいですね!!
それでは長い間お付き合いくださいまして本当にありがとうございました。
・・・しばらく製作はお休みします(爆)。
次回作が決まったらまたお知らせしますね~~



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1/350熊野丸製作ですが一応すべての作業が終了しました。今後は気が付いたときに追加で何かを行う程度ですね。
そもそもは空母「千代田」をフルスクラッチ製作する際に使った公式図面に何故かもう一隻の図面がくっついていたことが始まりです。
「M丙空母」と書かれたその空母の姿は見たことも無いもので「なぜこんなものが・・・」と不思議に思っていたのですが何故かとても気になって調べてみたらそれが日本陸軍が開発した「熊野丸」であったことが分かりました。
図面が有れば作ってみたくなる・・・これはもうスクラッチモデラーの性とでもいいましょうか(笑)。
小さな船だしちょっと気軽にやってみよう!と思って始めてみたら思いっきりハマってしまいました。
船体の大まかな形状は図面で大体把握できますのでいつものようにプラ板で組んでいく事は可能です。
でも細かなところはなかなか分かりにくいです。そこで思い切ってファイブスターモデルの1/700レジンキットを入手しました。8枚ものエッチングパーツがセットになっていますので細かな部分の形状の理解にとても役に立ちました。



艦載機は「三式指揮連絡機」と「カ号観測機」をどうしても置きたいところですがもちろんこのスケールではキットは発売されていません。そこでまたまた模型仲間の「M兄」にお願いして3Dプリンターでいオリジナル製作していただきました。感謝感謝です。
この模型の最大の見どころは船尾の扉を思いっきり開いて大発と呼ばれる上陸用舟艇を発進させているシーンです。大発には95式軽戦車、そして特大発には97式中戦車を載せてみました。(特大発はキットが無いためスクラッチ製作です。)
全体としては上陸作戦のために沖合に停船した熊野丸から多くの舟艇部隊が発進するシーンを思い描きました。さらにその作戦を支援するための艦載機を飛行甲板上に置きました。
実際の熊野丸は全く作戦には参加せずこのようなシーンは全くの架空なのですがそれが出来るところが模型の良い所ですね。ですので考証派の方々からはお叱りを受けそうでちょっとお見せするのに抵抗感アリアリです(爆)。
そこはまあ・・・一モデラーの妄想としてお許しください・・・。
それではどーぞ!!(クリック拡大可)
まずは船の全景からです。
苦労した船首部分です。
艦載機(三式連絡機)です。
艦載機(カ号観測機)です。
格納庫にも数機入れていますよ。
そして最大の見せ場である船尾付近です。
最後に上陸用舟艇です。
以上いっきに30枚でした!。
本当に完成させるのがイヤになるくらい楽しい製作でした。
この作品もまたどこかの展示会で皆様に生で見て頂いて是非ご感想を頂きたいですね!!
それでは長い間お付き合いくださいまして本当にありがとうございました。
・・・しばらく製作はお休みします(爆)。
次回作が決まったらまたお知らせしますね~~




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コメント
コメント一覧 (4)
熊野丸としての姿をここまで精密に再現した立体物は初めてではないでしょうか。
ワタクシは自分の制作の参考にするために達人たちの作品画像を大量にDLして保存してますが、もちろん、けんちっくさんの画像も全て保存させていただきました。(過去のも含めて)
1/700の熊野丸が建造したくなってきた衝動をぐっと我慢して現在建造中の加賀に集中したいと思います。
次回作、何か楽しみにお待ちしております。
けんちっく
が
しました
さすがに熊野丸は特に参考になる作例も無いに等しくかなり苦労しました。技術的には問題ないのですが頭を使う時間が長くてよく耳から煙が出ていました(爆)。
今回のこの作品が今後熊野丸を作る方の参考に少しでもなれば嬉しいですね。
私も参考になる作例があれば保存しまくってますよ。わざわざ本などを買わなくても良いので良い時代になりましたね。
次回作はまたキット製作に戻ると思います。
どうぞお楽しみに!
けんちっく
が
しました
製作を最初から拝見させていただきとにかく製作スピードが早いと思いました、さらにリアルを追求して正確に仕上げているのが凄いです。
沢山勉強になりました〜暫くはスクラッチはなさらずにキット製作に移られるそうですが、またいろいろな方向からの製作、リサーチを見せて下さい。
けんちっく
が
しました
ありがとうございます。
今回の陸軍船は全体形状がシンプルですのでほとんど基本工作のみで組めました。ですのでその時間はいつもより短かったと思います。
リサーチのほうが大変でした。でもそもそも実現しなかった情景を作るのですからどこまでが正確でどこからがでっち上げなのかがとても曖昧なんですよ。
ですので自由度は高いのであまり気にせず「楽しい」を第一に作りました。
次回作もまた楽しみにして下さい!
けんちっく
が
しました