「蒼龍」「信濃」「ホーネット」とメジャーどころの空母製作が続きました。

さて次は何を作ろうかと迷っていたのですがちょっとメジャーからは外れてみようと思います。

大戦中、日本陸軍も空母を保有していたことをご存じでしょうか?

もちろん海軍の空母のように攻撃隊を発進させて敵艦隊を叩く、というものではありません。

最初は上陸用の舟艇(大発)を大量に運ぶための舟艇母船として陸軍が独自に建造していたものです。

その上陸作戦を支援するという形で同じ船から航空機も飛ばそうという発想から生まれたのが
「航空機搭載型舟艇母船」だったのです。

ところが敵潜水艦による雷撃で多くの輸送船が撃沈されるようになるとこれを守るためにだんだんと護衛空母化していきました。搭載飛行機は敵潜哨戒任務を主としますが爆弾搭載も視野に入れていました。

やがて海軍式の着船装置も搭載されて完全に「陸軍空母」となっていきます。

前置きが長くなりましたが次回はそんな魅力的な陸軍空母のなかから「熊野丸」を選びたいと思います。

KumanoMaru-1945

上の写真は戦後に撮られたもので復員船となる頃のものです。

資料についてはこのような図面を用意しています。

IMG_5013

右上に
「M丙空母」と書かれていますが、戦争末期に着工されたものでこのころは戦時標準規格に統一されていますのでそれを示す「M」が頭に付けられています。また「空母」と書かれていますが、あくまで「舟艇母船」というのが正しいカテゴリーです。

しかし見た目は完全に海軍の平型空母と同じですので陸軍空母と呼んでも差し支えないと思います。

熊野丸が完成したのは昭和20年春。完成はしたものの全く活躍の場はありませんでした。

ですのでマイナー船であることは否めないですがその外観はとても興味をそそられる造りになっていますので今回挑戦してみようというワケです。

現在はまだ資料の準備と製作の順序をまとめているところですので実際の製作スタートは来月からということになります。もちろんこれは1/350フルスクラッチとなります(汗)。

メジャー空母を期待されていた方には申し訳ございませんがどうぞしばらくの間お付き合いくださればありがたいです(笑)。

それではまた起工しましたらアップしていきますのでどうぞお楽しみに!!!

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