2025年06月
ええもん見てきた。
昨日は大阪まで行ってました。
5月の静岡ホビーショーに参加できなかったため所属する艦船模型サークル「鳶色の会」の鳶色2号さんに出展の代行をお願いしていたのですが、その2作品「信濃」と「ホーネット」を引き取りに行ってきたわけです。
そこで最新作のファイブスターモデル1/350 砲艦「熱海」と、現在製作中であるトランペッター1/350 HMS ケント(F78)を穴が空くほどじっくり拝見してきました。
まずは砲艦「熱海」から。
まず初めに言っておきますがこの作品は写真での印象とは全く違って、実際はハガキよりも一回り大きいくらいの非常にコンパクトな作品です。
ここからは私個人の感想です。
船そのものの作り込みはまず流石としか言えません。でもそれよりも唸ったのはこの作品の構図というかレイアウトです。
土の部分と水面部分はおおおそ2対8くらいでしょうか?あえて船を中心よりも大きく端に寄せて水面部分に大きくスペースを取ることで広大な長江の川面を印象付け、さらなる奥行きを感じさせます。
構図をほんの少し斜めに取ることで静かな作品に変化を与えていますよね。
土の部分と川の部分が交わるところのグラデーションがとても美しいです。普通はこういう作品を作る場合はレジンを流し込んで水深の存在を表現するものなのですが、この作品ではそうではなく塗装のみで川の深さを表現されています。塗装だけでもここまで出来るんだとちょっとしたショックを受けました(笑)。
砲艦というちょっと地味な艦種、1/700並みの小さな船体、静かな水面、はがき大強くらいの小さな作品・・・なのに・・・何だ?この存在感は?(笑)。


いやあ、勉強になりました。
ここでクイズですが、この作品の中に「野菜売りの少女」がいます。見つけてください(爆)。
それでは次に現在製作中のHMS ケント(F78)です。
この作品も感想がいっぱい(笑)。
とにかく船体のシルエットがめちゃくちゃカッコイイこと。
だから模型にしても見栄えが良いんですね。
現用艦についてはもう一つ製作意欲がわかない私でも、この艦のスタイルの良さには惚れますね。
ただ元キットがトランペッターらしいので(私にはトラウマしかない

)鳶色2号さんもここまで仕上げるにはかなりの苦労が有ったことは想像に難くないです・・・。
船体後半の空白部分には格納庫が乗るということで、その格納庫自体もほぼ完成しているのですが、ここには仕掛けが有りますので完成を楽しみに待ちましょう。
この作品の最大のトピックはやはりここでしょうか?
のっぺりした船体側面に規則的に入れられた「痩せ馬」というデコボコ表現。
実艦を見ると確かに内側にデコボコと凹んでいるのが分かります。
飛行機模型でゼロ戦の表面の凸凹や「たわみ」を彫刻刀で掘って表現する技法を見たことが有りますが縮尺の小さい船でそれをやるとオーバー表現になってしまう恐れが有るんですよね。
この作品では本当に見事に微妙な凸凹を塗装のみで表現されています。このさじ加減には本当に驚きました、お見事という以外ないです。


本当に完成が楽しみな作品です!
さて大いに刺激を受けましたので私も頑張りましょう(笑)。
艦橋の直後のメインマストはキットの物は形状が年次的に異なりますので使えません。
そこで真鍮線を使って自作します。今日はここまでです。
これをベースにもう少し作り込んでいきます。
目立つパーツですので手抜きなくいきたいですね!
それでは!!

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5月の静岡ホビーショーに参加できなかったため所属する艦船模型サークル「鳶色の会」の鳶色2号さんに出展の代行をお願いしていたのですが、その2作品「信濃」と「ホーネット」を引き取りに行ってきたわけです。
そこで最新作のファイブスターモデル1/350 砲艦「熱海」と、現在製作中であるトランペッター1/350 HMS ケント(F78)を穴が空くほどじっくり拝見してきました。
まずは砲艦「熱海」から。
まず初めに言っておきますがこの作品は写真での印象とは全く違って、実際はハガキよりも一回り大きいくらいの非常にコンパクトな作品です。
ここからは私個人の感想です。
船そのものの作り込みはまず流石としか言えません。でもそれよりも唸ったのはこの作品の構図というかレイアウトです。
土の部分と水面部分はおおおそ2対8くらいでしょうか?あえて船を中心よりも大きく端に寄せて水面部分に大きくスペースを取ることで広大な長江の川面を印象付け、さらなる奥行きを感じさせます。
構図をほんの少し斜めに取ることで静かな作品に変化を与えていますよね。
土の部分と川の部分が交わるところのグラデーションがとても美しいです。普通はこういう作品を作る場合はレジンを流し込んで水深の存在を表現するものなのですが、この作品ではそうではなく塗装のみで川の深さを表現されています。塗装だけでもここまで出来るんだとちょっとしたショックを受けました(笑)。
砲艦というちょっと地味な艦種、1/700並みの小さな船体、静かな水面、はがき大強くらいの小さな作品・・・なのに・・・何だ?この存在感は?(笑)。
いやあ、勉強になりました。
ここでクイズですが、この作品の中に「野菜売りの少女」がいます。見つけてください(爆)。
それでは次に現在製作中のHMS ケント(F78)です。
この作品も感想がいっぱい(笑)。
とにかく船体のシルエットがめちゃくちゃカッコイイこと。
だから模型にしても見栄えが良いんですね。
現用艦についてはもう一つ製作意欲がわかない私でも、この艦のスタイルの良さには惚れますね。
ただ元キットがトランペッターらしいので(私にはトラウマしかない
船体後半の空白部分には格納庫が乗るということで、その格納庫自体もほぼ完成しているのですが、ここには仕掛けが有りますので完成を楽しみに待ちましょう。
この作品の最大のトピックはやはりここでしょうか?
のっぺりした船体側面に規則的に入れられた「痩せ馬」というデコボコ表現。
実艦を見ると確かに内側にデコボコと凹んでいるのが分かります。
飛行機模型でゼロ戦の表面の凸凹や「たわみ」を彫刻刀で掘って表現する技法を見たことが有りますが縮尺の小さい船でそれをやるとオーバー表現になってしまう恐れが有るんですよね。
この作品では本当に見事に微妙な凸凹を塗装のみで表現されています。このさじ加減には本当に驚きました、お見事という以外ないです。
本当に完成が楽しみな作品です!
さて大いに刺激を受けましたので私も頑張りましょう(笑)。
艦橋の直後のメインマストはキットの物は形状が年次的に異なりますので使えません。
そこで真鍮線を使って自作します。今日はここまでです。
これをベースにもう少し作り込んでいきます。
目立つパーツですので手抜きなくいきたいですね!
それでは!!

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13m運貨船の仕上げ
お鶴さん
13m運貨船を2つ仕上げました。
以前も書きましたが今回はGakkenの1/100「空母瑞鶴」に1/350でどこまで模倣できるか?が最大のテーマです。
この写真集をお持ちの方ならお分かりかと思いますが、それはもうめちゃくちゃ素晴らしい大型作品で大変史料価値の高いものです。そもそもこの作品を目標に置くこと自体が無謀だとも思ったのですが、挑戦意欲だけは異常にかき立ててくれる名作なのです。
もうすでにこの運貨船だけでも追いついていませんが(笑)、とりあえずこれ以上は無理(爆)なので船体に取り付けることにします。
やはりキットが指示する12m内火艇よりもしっくりくるんですね。
自己満足度は高いんですが、
やっぱりあの1/100を見るとなあ・・・(涙)



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13m運貨船を2つ仕上げました。
以前も書きましたが今回はGakkenの1/100「空母瑞鶴」に1/350でどこまで模倣できるか?が最大のテーマです。
この写真集をお持ちの方ならお分かりかと思いますが、それはもうめちゃくちゃ素晴らしい大型作品で大変史料価値の高いものです。そもそもこの作品を目標に置くこと自体が無謀だとも思ったのですが、挑戦意欲だけは異常にかき立ててくれる名作なのです。
もうすでにこの運貨船だけでも追いついていませんが(笑)、とりあえずこれ以上は無理(爆)なので船体に取り付けることにします。
やはりキットが指示する12m内火艇よりもしっくりくるんですね。
自己満足度は高いんですが、
やっぱりあの1/100を見るとなあ・・・(涙)

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ここは変更!!
お鶴さん
艦尾の短艇甲板を作っています。
FUJIMIのインストではこのようになっています。
艦載艇は全て12m内火艇という・・・。
でもね~~、今回参考にしている学研1/100「瑞鶴」(南太平洋海戦時)の同箇所では外側は左右とも13m運貨船となっていますので・・・。
タイトルの通り「ここは変更!!」です。


で、これを使います。タミヤの艦載艇セット。
まだ塗装前ですが仮に置いてみてチェックします。
収まりも良さそうです。


っていうか絶対こっちの方が良いよね。次回は塗装が完了した状態でアップします!
まあもしかしたら捷一号作戦時は全て12m内火艇だったのかもしれないですね、調べる気力は無いですけど(爆)。
なお、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、キットの艦尾甲板の「張り出し部分(赤線部分)」は今作では削り落としています。
これも学研1/100「瑞鶴」を倣ってのものですので確証は有りません。参考にはしないでくださいね(笑)。

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艦尾の短艇甲板を作っています。
FUJIMIのインストではこのようになっています。
艦載艇は全て12m内火艇という・・・。
でもね~~、今回参考にしている学研1/100「瑞鶴」(南太平洋海戦時)の同箇所では外側は左右とも13m運貨船となっていますので・・・。
タイトルの通り「ここは変更!!」です。
で、これを使います。タミヤの艦載艇セット。
まだ塗装前ですが仮に置いてみてチェックします。
収まりも良さそうです。
っていうか絶対こっちの方が良いよね。次回は塗装が完了した状態でアップします!
まあもしかしたら捷一号作戦時は全て12m内火艇だったのかもしれないですね、調べる気力は無いですけど(爆)。
なお、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、キットの艦尾甲板の「張り出し部分(赤線部分)」は今作では削り落としています。
これも学研1/100「瑞鶴」を倣ってのものですので確証は有りません。参考にはしないでくださいね(笑)。

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前部と後部を仕上げていく
お鶴さん
なんか7月に日本に災害が起きるとかなんとかいうウワサが飛び交っているそうですね。
なんでも大元は漫画だとか・・・。
う~~~ん、まあ災害はいつかは起きるものなんで、モデラーの私たちはせっかく苦労して完成した作品が壊れないように何か対策を考えないといけませんね、これを機会に。
さて船体塗装が終わりましたので細かい部分に移ります。
まずこれは艦首部分の機銃座ですが、このようにほぼ自作したものです。
裏側はこうなっています。
見て分かるように自作パーツのため色が「白」「金色」「グレー」の3色になっています。
この状態で直接軍艦色を吹き付けると微妙に明度差が出来て不自然になります。
そこでいったん全体をジャーマングレーで均一にします。
そしてこの段階で退色表現を入れておきます。使うのはダークアースです。
この上から軍艦色を吹きますが、若干ダークアースを残すのがコツです。
納得出来たら艦首に取り付けます。
後方から。
同じように後部の短艇甲板も仕上げます。
同様の塗装方法で吹き付けたのがコレ。
船体に取り付ける前に仮想部分の艦載艇を取り付けておきます。
そして接着!!!
すこ~~し不満点も有るんですが、まあこれでヨシです(笑)。
次はこの甲板に艦載艇をどんどん載せていきますよ。

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なんか7月に日本に災害が起きるとかなんとかいうウワサが飛び交っているそうですね。
なんでも大元は漫画だとか・・・。
う~~~ん、まあ災害はいつかは起きるものなんで、モデラーの私たちはせっかく苦労して完成した作品が壊れないように何か対策を考えないといけませんね、これを機会に。
さて船体塗装が終わりましたので細かい部分に移ります。
まずこれは艦首部分の機銃座ですが、このようにほぼ自作したものです。
裏側はこうなっています。
見て分かるように自作パーツのため色が「白」「金色」「グレー」の3色になっています。
この状態で直接軍艦色を吹き付けると微妙に明度差が出来て不自然になります。
そこでいったん全体をジャーマングレーで均一にします。
そしてこの段階で退色表現を入れておきます。使うのはダークアースです。
この上から軍艦色を吹きますが、若干ダークアースを残すのがコツです。
納得出来たら艦首に取り付けます。
後方から。
同じように後部の短艇甲板も仕上げます。
同様の塗装方法で吹き付けたのがコレ。
船体に取り付ける前に仮想部分の艦載艇を取り付けておきます。
そして接着!!!
すこ~~し不満点も有るんですが、まあこれでヨシです(笑)。
次はこの甲板に艦載艇をどんどん載せていきますよ。

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