2023年05月

700かつらぎ

細かい部分を作っていきます。

人員救助網に関しては実艦画像からも確認できます。

まず飛行甲板前部。

IMG_8171

そして飛行甲板後部

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さらに隠顕式21号電探を出してきて・・・。

マストも立てます。

IMG_8173

最後に全景です。

IMG_8175

飛行機救助網についてなのですが・・・。

本来、復員船「葛城」には不要な装備ですね。

恐らくですがこれは撤去されていたんじゃないかなと思うのですが武装が一切ないため模型が寂しく感じますので見栄えも考慮して取り付けても良いんじゃないのかなと思っています。

何から何まで史実通りにする必要はないとも思うんですよね・・・。

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700かつらぎ

昨日の記事にブログ読者の方から退色表現はどのようにしたのかご質問が有りました。

あんまり大したことのない技法ですのでわざわざ公開しなかったのですが、ご質問には出来る限りお答えするのが信条ですので今日は実践編をお見せします。

ホントに「な~~んだ」というものですのでどうぞ皆さまガッカリなさらないように(笑)。

まずこれが後部飛行甲板に通常の迷彩塗装を入れたものです。

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ハッキリクッキリです。

これはこれで奇麗なのですが実際問題として係留中ほとんど雨ざらし野ざらしだった飛行甲板としてはあり得ないワケで・・・。

ここから退色処理をしていきます。

実はここで使うのは・・・コレです。

タミヤ ウェザリングマスター AセットとBセット!!

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この合計6色のうちサンドを除く5色を使います。

それでは実際に作業をしていきましょう。

・・・とその前に「おやつ」です。

今日のおやつは
「宇治抹茶ゼリー」です。

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これはまた・・・抹茶の香りが濃厚で・・・んまい

しばし幸せを満喫したら作業です(笑)。

まず「スノー」と「スス」をメインに筆で摺り付けていきます。

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これではまだ甘いですね。

今度は「サビ」「マッド」「ライトサンド」を使ってコントラストを落としていきます。

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ん~~~、これくらいで良いでしょう。

それでは船体にセットしてみましょう。

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おお~~、いい感じの褪せ具合です。

本当はもっと退色しているはずなんですが、これ以上やると迷彩を入れた意味が無くなりますので敢えてここでやめておきます。

最後になりますが後部飛行甲板にも所々に亀裂が有ります。

格納庫内での爆発が生んだ爆風の威力が凄かったことが伺えます。

これも模型上で再現しておきました。

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以上ですがいかがだったでしょうか?

別に極秘で隠していた技ではありません。あまりに技らしくない技でしたので・・・(爆)。

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700かつらぎ

終戦前後の葛城の飛行甲板には迷彩塗装が残されたままでしたが、もちろん「ペンキ塗りたて」状態ではなくかなり退色してカスれた状態だったようです。

模型でもそこは大切な部分ですので退色表現は付き物となります。

で、やってみました。

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ほぼ狙った感じに色褪せてくれました。

ちなみにこれは終戦直後の実艦です。光の加減もあると思いますがかなり迷彩は薄くなっていますね。

Katsuragi 1945a

ここまで忠実にやってしまうと「汚い模型」になってしまいますのである程度でやめておきました。

さらにちなみにこれが施工前の塗装です。

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浮いてますよね・・・。船体との明度・彩度ともバランスが取れていません。

以上、退色表現についてでした~~。

これで飛行甲板の2/3が完了しました。

いよいよ最後の1/3の塗装を残すのみとなりました。

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700かつらぎ

昨日は「ほっともっとフィールド神戸」でオリックス対東北楽天の試合を見に行ってきました。

途中まで劣勢で「今日はダメかも・・・」と思っていたのですが最終回に出ました!

  逆転サヨナラ2ランホームラン!!

あまりに劇的な幕切れに大興奮しました。だれかれ構わず周囲の人とハイタッチ。

ほんと良かったです。ストレス大発散出来ました。それから帰ってそのあと夜勤へGOですのでけっこう疲れていますが・・・(笑)。

さて本日の製作です。

飛行甲板の迷彩塗装を始めました。とりあえず中央の破裂穴までの前半分を塗装しました。

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基本通りに塗装しましたのでまるでプリントしたみたいになっていますが、最終的には舷側同様に汚しと退色表現を行います。

こうしてみるとかなり大きく中央部分が爆風で湾曲しているのが分かります。白線を入れるとより強調されてきました。

さらに甲板の崩壊を防ぐための「支え棒」も塗装して取り付けました。

今後は後半の飛行甲板塗装に移りますよ。

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700かつらぎ

右舷側に続いて左舷側の船体塗装も完了です。

左舷側は写真一番下の「爆風による損壊壁」の表現が最大のポイントですね。

1/350ならもう少し突っ込んだ表現が出来るのですが1/700ならこれくらいが限界です。

なんとなく「壊れてるな・・・」と分かればOKです。それとここはかなりの爆風ですので周囲よりも「焦げ」を強めてみましたが写真に撮るとあまりよく分かりませんね(笑)。

もうちょっと強調しても良いかもしれません。

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なお
「KATURAGI」の文字は市販のアルファベットデカールを使っています。

最初はここも塗装で表現したい!と意気込んでいたのですが、あまりの小ささにすぐに諦めてしまいました(笑)。

これも1/350だったら絶対できたのに!と負け惜しみを言っておきます(爆)。

実はワタクシ、学生時代は美術・デザインを専攻していましてこのようなレタリングの教科書を何冊か勉強しました。

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昔取ったナントヤラで今回もレタリング勝負しようと持っていたのですが、1/700の船体はあまりにも小さすぎて「こりゃダメだ・・・」となったワケです(笑)。

それでもアルファベットデカールを一文字づつカットして歪み無く横一列に並べて貼り付けるのもなかなかバカにならない難しさが有りましたよ。

いい経験になってヨカッタと前向きにとらえています~。

これで両舷の塗装が終わりました。次は飛行甲板の塗装に移りたいのですが・・・。

明日は神戸に
オリックス対楽天の試合を見に行くので作業はお休みです~~

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