初めての1/350キット製作を楽しもう
長々とお届けしてまいりましたハセガワ 1/350 空母「隼鷹」が完成いたしました~~。
常に冒頭に書いてきました通り、この作品は私が初めて1/350スケールのキットを組み立てて完成させたものです。ベリーの「大鳳」にするかハセの「隼鷹」にするかで悩んでいたのを「HIGH-GEARed」さんから「隼鷹の方が断然組みやすいですよ」という言葉を信じて隼鷹に決めたわけです。
いやあ、私のようなキット初心者にとってはヒジョーに組みやすいキットでした、さすが天下のハセガワさん!!本当に楽しい時間を過ごせました。
ただキットは1944年のマリアナ沖海戦時の仕様なのですが、私は最終時の姿が好きなのでちょっと困りました・・・。でももう乗り掛かった舟ですので思い切って改造することにしました。
1944 → 1945への主な変更点は次の通りです。
・艦橋後部の拡張
・メインマストの形状変更
・艦首と艦尾に「噴進砲」の増設
・艦橋側面の探照灯を三連装機銃に変更
・艦橋前面に三連装機銃座増設
・対潜・対空迷彩塗装に塗り替え
・・・など多岐にわたります。一つ一つ片付けていくしかありませんでした。
またこのキットはエレベーターの位置選択の設定が無く昇降台は「上昇」状態の一択です。
しかし空母模型の魅力の一つとして格納庫は外せませんので、ここはプラ板から新規に格納庫を作って、無理やりエレベーターを「下降」状態にして格納庫を見せる演出に拘りました。
そしてこのスケールでは通常再現されていない「カーテン式防火扉」を前部格納庫内に再現しましたので画像でご確認ください。
また艦載機(零戦21・52、彗星、天山)については今年発売されたフジミの後期セットを買うには買ったのですが、やはりハセガワの空母にはハセガワの艦載機がよく合いますのでキット付属分にプラス手持ち分で補いました。
一機だけ烈風が有りますが、これはフィギュアセットにオマケで付いていたものです。今回は架空の設定ですので「これは使える!」と嬉々として使わせて頂きました!
今、「今回は架空の設定」と言いましたが、実はこれも苦肉の策と言うか・・・。
作りたいのは「最終時」、でもこのころは載せる飛行機も無く、ただ終戦を待つだけの寂しい姿。
でも模型として艦載機を満載させるとそれはもう「ウソ」になります。ですので今回はもう「架空の設定」として楽しもうと。架空なら「烈風」を置いても全然オッケーなのです(笑)。
それではその「架空のお話」です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1945年5月、機関故障のため佐世保に係留されていた空母「隼鷹」の修理を急がせ戦線に復帰させた。進攻を続けるアメリカ軍に対し最後の航空攻撃を仕掛けるためである・・・という時代背景であることを条件にします。さらに・・・。
すでに解体されている第一航空戦隊を「葛城」「龍鳳」と共に一時的に復活させ、稼働全機による最後の航空作戦という設定にしています。そのために生き残った僅かなベテラン搭乗員も招集しました・・・ということにして辻褄を合わせています(笑)。
またこの戦いのために開発・完成を急がせた艦上戦闘機「烈風」も数機搭載が間に合ったようです。搭乗員、整備員、士官の多くもこの新型戦闘機「烈風」に大いに関心を抱き機体の周囲に集まってきているようです。
隼鷹は最終時には対潜迷彩塗装だけではなく、飛行甲板にも対空迷彩塗装を施していました。これは戦後アメリカ軍によって撮影された航空写真からも明らかです。ただし詳細な模様が不明ですので一部は推測を交えて塗装しています。
お待たせしました。それでは画像をどうぞ!!(クリックで拡大できます)
さて、この最後の航空攻撃は大いなる戦果を収めることが出来たのでしょうか?
それは皆様お一人お一人のご想像にお任せいたします・・・。
※この模型は10月29日(土)・30日(日)に開催される「第11回艦船模型合同展示会」で展示する予定です。どうぞ生でご覧頂きたいと思います。
最後までご覧頂いて本当にありがとうございました。また次回作、頑張ります(笑)。

人気ブログランキング参加中です。宜しければクリックお願いいたします。
こちらもよろしくです~~
長々とお届けしてまいりましたハセガワ 1/350 空母「隼鷹」が完成いたしました~~。
常に冒頭に書いてきました通り、この作品は私が初めて1/350スケールのキットを組み立てて完成させたものです。ベリーの「大鳳」にするかハセの「隼鷹」にするかで悩んでいたのを「HIGH-GEARed」さんから「隼鷹の方が断然組みやすいですよ」という言葉を信じて隼鷹に決めたわけです。
いやあ、私のようなキット初心者にとってはヒジョーに組みやすいキットでした、さすが天下のハセガワさん!!本当に楽しい時間を過ごせました。
ただキットは1944年のマリアナ沖海戦時の仕様なのですが、私は最終時の姿が好きなのでちょっと困りました・・・。でももう乗り掛かった舟ですので思い切って改造することにしました。
1944 → 1945への主な変更点は次の通りです。
・艦橋後部の拡張
・メインマストの形状変更
・艦首と艦尾に「噴進砲」の増設
・艦橋側面の探照灯を三連装機銃に変更
・艦橋前面に三連装機銃座増設
・対潜・対空迷彩塗装に塗り替え
・・・など多岐にわたります。一つ一つ片付けていくしかありませんでした。
またこのキットはエレベーターの位置選択の設定が無く昇降台は「上昇」状態の一択です。
しかし空母模型の魅力の一つとして格納庫は外せませんので、ここはプラ板から新規に格納庫を作って、無理やりエレベーターを「下降」状態にして格納庫を見せる演出に拘りました。
そしてこのスケールでは通常再現されていない「カーテン式防火扉」を前部格納庫内に再現しましたので画像でご確認ください。
また艦載機(零戦21・52、彗星、天山)については今年発売されたフジミの後期セットを買うには買ったのですが、やはりハセガワの空母にはハセガワの艦載機がよく合いますのでキット付属分にプラス手持ち分で補いました。
一機だけ烈風が有りますが、これはフィギュアセットにオマケで付いていたものです。今回は架空の設定ですので「これは使える!」と嬉々として使わせて頂きました!
今、「今回は架空の設定」と言いましたが、実はこれも苦肉の策と言うか・・・。
作りたいのは「最終時」、でもこのころは載せる飛行機も無く、ただ終戦を待つだけの寂しい姿。
でも模型として艦載機を満載させるとそれはもう「ウソ」になります。ですので今回はもう「架空の設定」として楽しもうと。架空なら「烈風」を置いても全然オッケーなのです(笑)。
それではその「架空のお話」です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1945年5月、機関故障のため佐世保に係留されていた空母「隼鷹」の修理を急がせ戦線に復帰させた。進攻を続けるアメリカ軍に対し最後の航空攻撃を仕掛けるためである・・・という時代背景であることを条件にします。さらに・・・。
すでに解体されている第一航空戦隊を「葛城」「龍鳳」と共に一時的に復活させ、稼働全機による最後の航空作戦という設定にしています。そのために生き残った僅かなベテラン搭乗員も招集しました・・・ということにして辻褄を合わせています(笑)。
またこの戦いのために開発・完成を急がせた艦上戦闘機「烈風」も数機搭載が間に合ったようです。搭乗員、整備員、士官の多くもこの新型戦闘機「烈風」に大いに関心を抱き機体の周囲に集まってきているようです。
隼鷹は最終時には対潜迷彩塗装だけではなく、飛行甲板にも対空迷彩塗装を施していました。これは戦後アメリカ軍によって撮影された航空写真からも明らかです。ただし詳細な模様が不明ですので一部は推測を交えて塗装しています。
お待たせしました。それでは画像をどうぞ!!(クリックで拡大できます)
それは皆様お一人お一人のご想像にお任せいたします・・・。
※この模型は10月29日(土)・30日(日)に開催される「第11回艦船模型合同展示会」で展示する予定です。どうぞ生でご覧頂きたいと思います。
最後までご覧頂いて本当にありがとうございました。また次回作、頑張ります(笑)。

人気ブログランキング参加中です。宜しければクリックお願いいたします。
こちらもよろしくです~~