1/350 空母「蒼龍」製作記

主錨を納めるホースパイプを開けます。

錨の船体への納め方には主に二通りあります。

一つ目は航行中に波が錨に当たって飛沫が出るのを抑えるために船体に窪みを作ってその中に錨を納める方法。これをアンカーレセス方式と呼びます。

1/350で千代田を製作した時はこの方式でした。よって船体艦首に彫刻刀で掘り込みを入れていきましたがこれは本当に緊張する作業で大変でした。

これがその千代田のアンカーレセスです。

凹んでいるのが分かると思います。
bb59373e

このようなアンカーレセスを取り入れた空母は千代田のほかに
「千歳」「飛鷹」「隼鷹」があります。

さて、蒼龍はどうなのでしょうか?

これは蒼龍の艦首部分の拡大画像です。
Japanese_aircraft_carrier_Soryu_1937

はっきりと確認できますが、これはアンカーレセス方式ではありません。

このような形状はベルマウス(ラッパぐち)と呼ばれ、上の画像のように錨を揚げた時に錨が船体を傷つけないようにする方式です。

日本海軍空母の場合はこの方法が一般的のようです。

それでは作っていきます。まずこれが現状です。
IMG_5612

図面をよく見て錨の位置に鉛筆でアタリを付けます。
IMG_5613


ピンバイスで貫通させていきます。錨甲板の揚錨口に突き出るようようにドリルの角度を調整します。これは絶対に失敗が許されませんので極力注意して行います。
IMG_5614

これで無事に穴が貫通しました。
IMG_5615

それではベルマウスを作っていきます。

0.5mmプラ棒を用意します。
IMG_5616

先をクルッと曲げます。
IMG_5617

穴の径に合わせてカットします。
IMG_5618

そして慎重に取り付けます。あとはペーパーで整えたら完成です。
IMG_5621

揚錨口の方もきちんと掘り下げておきます。
IMG_5625

これでアンカーチェーンがスムーズに移動できればOKとなります。

左舷側も同じ作業をすることになりますので更新は割愛しますね。

以上です!
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