1/350 空母「蒼龍」製作記
空母「蒼龍」の船体作りを進めています。
日本空母は飛行甲板を広く取るために艦橋部分は舷側側に大きくはみ出して設置されます。
そのため下側は重い艦橋を支えるためにかなり大きく張り出し部が膨らむ構造になっています。
この部分はプラ積層とパテで作りました。
整形のペーパー掛けが大変でしたが、このように自然に再現することに成功しました。
空母が他の艦種と決定的に違うのは船体の中心線に対して左右が非対称であるという事です。
極端に言えば他の艦種は片面の図面が有ればミラーコピーでほぼ間違いは無いのですが、空母の場合は確実に左右両面の図面が必要になります。
蒼龍の場合は右舷側に「艦橋」「煙突」などが集中して配置されているため、船体ラインは右側に少し膨らむ形状になります。
今回多くの方のご協力によって集めた詳細な図面によってこの部分の構造が分かったのは大きな収穫です。本当に感謝しています。
さあ、あと一息で船体は完成となります!

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空母「蒼龍」の船体作りを進めています。
日本空母は飛行甲板を広く取るために艦橋部分は舷側側に大きくはみ出して設置されます。
そのため下側は重い艦橋を支えるためにかなり大きく張り出し部が膨らむ構造になっています。
この部分はプラ積層とパテで作りました。
整形のペーパー掛けが大変でしたが、このように自然に再現することに成功しました。
空母が他の艦種と決定的に違うのは船体の中心線に対して左右が非対称であるという事です。
極端に言えば他の艦種は片面の図面が有ればミラーコピーでほぼ間違いは無いのですが、空母の場合は確実に左右両面の図面が必要になります。
蒼龍の場合は右舷側に「艦橋」「煙突」などが集中して配置されているため、船体ラインは右側に少し膨らむ形状になります。
今回多くの方のご協力によって集めた詳細な図面によってこの部分の構造が分かったのは大きな収穫です。本当に感謝しています。
さあ、あと一息で船体は完成となります!

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コメント
コメント一覧 (2)
造形と整形に苦労された事が、記事からも伺えます。
あらゆる人々の想いが、「蒼龍」の制作に関わっているのが、非常に嬉しく頼もしくなります。
忌々しいコロナ禍ですが、プラス指向でいきたいですね。
こういうところでも使えますので普段からプラ板の切れ端は空き缶に入れてストックしています。
この艦橋下のふくらみは雲龍型だとシンプルな形状なのですが、竣工の早かった蒼龍の方が実は凝った形状をしています。職人気質が感じられるものです。
この蒼龍は5~6年前からプランを立てて少しづつ資料を集めていました。
いちおう「これで作れる!!」というところまで資料集めが進んだことで念願の製作に踏み切ることが出来ました。
全ての人に感謝です。