350しなの

夜勤を終えて帰宅してから船体塗装の詰めを終えました。

対潜迷彩塗装は今回初めてクレオスの外舷色を使ってみましたがなかなか発色は良さそうです。

何故今回、ピットロードの対潜迷彩色セットではなくクレオスを使ったか、実は理由が有ります。

実は私の好みはピットロード色なのですが、これはクレオス色よりも若干暗めの色合いです。中型空母の「天城」くらいまではこれで良いのですが信濃ほど巨大になるとちょっと暗めの色が多くなりすぎて全体が重く感じてしまうんですね。

そこで少し明るめのクレオス色を使うことでその辺のバランスを取りたかったということなんです。
意外と無い頭を使ってるんですよ~~(笑)。

まずこれを見てください。

これは全体にクレオスの外舷色で迷彩を入れたばかりの船体です。

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いわゆるベタ塗りの状態で面白みに欠けますし、なんだかオモチャっぽさが気になりますよね・・・。

そこで(デカいので大変ですが)ウェザリング塗装を加えていきます。

ではウェザリング塗装完了後の船体をご覧ください。

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いかがでしょうか?色調が落ち着いて、同時にオモチャっぽさも解消されてきています。

ウェザリング塗装は「汚すこと」ではありません。上手く言えませんが「汚れを描き込む」という表現が一番近いかもしれません。

汚れには「錆び」「雨だれ」「スス」「退色」などがあり、それぞれに応じて近い色を選ぶ必要があります。なかなか繊細ですがあまり神経質になり過ぎても作業が進みませんのである程度「度胸」も必要です(爆)。

軍艦色の船体なら失敗したら上から吹き付けて消すことが出来ますが迷彩塗装の場合はそうはいきません。失敗した部分だけ迷彩塗装からやり直すというのはかなり難しい作業になりますので出来ればやりたくないですね。

それでは次に艦橋の塗装に入ります。これはこれでまた難しそうなんですよね・・・。

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