2021年03月

1/350 空母「蒼龍」製作記

蒼龍の左舷側は謎な部分も多いと言いますが、今回は幸いにも多くの方のご協力で、かなり真相に迫る資料をたくさん用意することが出来ました。その資料に沿って作り込んでいきましょう。

今日は機銃スポンソンです。図面に従って切り出します。
IMG_5779

取付位置はここです。
IMG_5782

実はこの周囲を1ブロックと考えた場合、その構造の組み合わせはとても複雑なものになっています。
一つ一つパズルを解くように解決していかなければなりません。
IMG_5784

このスポンソンの真下には早くも一つ目の吸気路が存在します。

プラ板工作の基本である「箱組み」で対処します。特に角の処理は慎重に。
IMG_5785

さてこれは蒼龍の船体イラストですが・・・。
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今取り付けた吸気路(トランク)の表面にはこのようなライン(赤線部分)が描かれています。
10345784z6A

この部分は1/700キットモデルでは凸モールドで簡略処理されているようですね。

ですが、ここは研究家の方に問い合わせたところ、やはり「ジャッキステー」であるとのことです。

700ならこの表現でもOKですが350だとちょっと抵抗が有りますね。

やはりジャッキステーのエッチングパーツを用意しておいた方が良いかもしれませんね・・・。

今日は以上です!
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1/350 空母「蒼龍」製作記

毎年のことですが3月~4月はお仕事が忙しくなり製作時間が減ります。

お仕事が第一ですので仕方ありませんし、今のご時世ありがたい事と思って頑張らないといけません。

という訳で今日も少しだけ進歩しました。報告するほどの進歩でもないのですが、このブログは自分自身の日記も兼ねていますので宜しければどうぞご覧ください。

今日作ったのはこれです。まず底面を切り出して・・・。
IMG_5770

裏表を仕上げます。
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そして船体に取り付けます。
IMG_5774a

飛行甲板とのマッチングも良好です。
IMG_5778

・・・で、このパーツの名称ですが・・・。

「二番高角見張方向盤兼探照灯管制器」

との事です。一度では覚えられないほど長~~~い名前です(笑)。
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1/350 空母「蒼龍」製作記

今日は私用のため与えられた製作時間は30分のみ!

資料読みの時間に充てても良いくらいの時間なんですけどね、それでも少しでも手を動かした方が良いと思いやってみました。

今日作ったのはこれだけ(笑)。
IMG_5766

これは何でしょう?

私は最初は水面見張り所かと思ったのですが、それはもっと後部に存在しました。

調べてみると「方位測定器室」であることが分かりました。ナビゲーションのない時代、ここで自艦の位置などを測定していたものと考えられます。


そして取り付けます。位置はココです!
IMG_5769
   
本日はこれにて終了です・・・。

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これだけではちょっと呆気ないので一つお知らせです。

私は知らなかったのですが、実は昨年12月に初めて参加した「スケールモデル祭り」の動画がYouTubeに上がっているそうです。

私のエントリーナンバーは25。この動画では5番目の登場ですよ。
宜しければご覧くださいね。



オオゴシさん、チョートクさんの反応やいかに・・・(笑)。
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1/350 空母「蒼龍」製作記

昨日修正した部分に「二番高角砲座」を取り付けます。

図面を基にプラ板を切り出します。船体側への設置面の形状は複雑ですので慎重に現物合わせを繰り返します。
IMG_5750

スポンソンを立体化して完成させます。
IMG_5755

船体に取り付けます。これが隙間無くピッタリとハマると気持ちいいですね~。
IMG_5756

昨日も書きましたが蒼龍の左舷前部の高角砲は1基だけです。空母はつくづく左右非対称です・・・。
IMG_5760

紙の飛行甲板でマッチングテストです。
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自分で言うのもナンですが、けっこう良いと思います(笑)。
IMG_5762

艦橋が乗るとかっこいいと思いますよ~。
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1/350 空母「蒼龍」製作記

イベントも無事に終わりました。今回も良い経験が出来ました。

では蒼龍の製作を再開します。

実は今回の蒼龍の製作にあたっては5年ほど前から少しづつ資料集めを始めました。さらに国内第一級の艦艇研究家であります畑中省吾様より多大なご協力を頂いております。これほど心強く、ありがたい事はありません。

例えばこの煙突ですが・・・。
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この赤枠で囲んだ部分の詳しい資料が無く仕方なく空白としていたのですが、その部分を含む周辺までの詳しい説明をイラスト付きでご指導いただきました。


そして空白部分を修正したのがこちらです。
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お分かりでしょうか?第一煙突の付け根にはこのようなカバーリングプレートが存在したようです。

見る角度を変えてみましょう。斜めになっていることがよく分かると思います。
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この構造は蒼龍・飛龍とも共通のもので雲龍型以降は省略されたようです。不明点が解決して非常に晴れ晴れした気持ちです。畑中様には深く感謝し、お礼申し上げます。

煙突周辺は後日更に詳しい資料を元に手を入れていく予定です。

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さて今度は私のチョンボです(笑)。

蒼龍の左舷側の艦首をこのように製作していました。
IMG_5743
 
図面ではこの部分は第一運用科の倉庫に充てられていたようですが、私が他の甲板の階層と誤解して右舷と同じように処理してしまいました。

しかし蒼龍の左舷側は高角砲は一つのみですので、ここは塞がなければいけません。

ここは完全に私のポカですので修正します。
IMG_5746

はい~~~、直りました(笑)。

黙ってこっそり直せばよいのですが、私も失敗だらけの未熟者ですのでその辺もアピールしておこうかなあ~~~と(爆)。

これも見る角度を変えてみます。
IMG_5747

しっかり直ってヤレヤレです。

さらに製作を進めます。
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