2020年03月

飛行甲板の塗装を続けます。

タン一色の甲板に白線を引きました。

さらに赤白線もなんとか終了です。

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船体に置いて確認してみます。

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小型空母ですがさすがに1/350スケールになるとけっこうな迫力ですよ。

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飛行甲板は今後「長徳式塗装術」で実感を上げていきます。

先日仕上げたサンプルを甲板上に置いてみます。

この感じで全体を仕上げていこうと思います。
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さてこれは飛行甲板塗装の資料です。

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後部エレベーターの直後に描かれたこの白線サークルですが・・・。

これは着艦時の定着位置を示すために描かれたものですが、敵機からしてみれば急降下爆撃の格好の目標となるため昭和18年の春以降は徐々に廃止されていったようです。

今回の模型はマリアナ沖海戦(昭和19年6月)の直前状態を想定しています。

となりますとこのサークルは無かった可能性が大です。

というわけで随分悩みましたが今回はこのサークルは描かないことにしました。

もし間違っていたらすみません(笑)。





先日練習した「長徳式塗装術」が体に感覚として残っている間に作業を詰めていきます。

いよいよ本番です。

飛行甲板全体に甲板色を吹き付けます。
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船体とのマッチングを見ます。

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目論見通りのイメージに近くて安心しました。

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ここからは「マスキング」と「塗装」を繰り返していくことになります。

まずは実線と破線からです。

あまり好きな作業ではありませんので面白くないですが何とか出来ました。

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それではここにホワイトを吹いていきますよ。

それはまた今度!

前回作ったこの部分は円材や蛇管を入れる格納所となっています。

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もう一度図面で確認します。

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よく見ると図面中にも円材が丸く描き込まれていますね。

せっかくですので円材を作って入れておきましょう。

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そして飛行甲板裏に接着。

また全体も一気に塗装します。

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横から確認します。

このように見えます。これは手間を掛けてやった成果が少しは有ったようで満足です。

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3月はお仕事が忙しくてなかなか進みませんが頑張ります~。


飛行甲板の塗装について
今回は私の大好きな迷彩塗装ではなく、通常の木甲板塗装となります。
そして少し試してみたい技法が有ります。

いきなり本番では失敗が怖いですのでプラバンの切れ端を使ってテスト&練習です。
その技法とは「長徳式飛行甲板塗装術」です。

艦船模型をはじめ各方面で大活躍されておられますプロモデラー
「長徳佳崇」氏が使われている技法であり、YouTubeでも実際に詳しいやり方を公開されておられます。



私は長徳氏との面識はありません。一度だけ遠くから拝見したことがあるくらいです。

もっとも私など、もしもお会い出来たとしても何をお話すればよいか分からないほどの雲上人ではありますが・・・。

その方の技法をマネしてみようというのですから私もかなりのチャレンジャーではあります(笑)。

それでは動画に従ってやってみます。

まず今回は失敗OKのテストですのでプラバンの切れ端を用意します。

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全体に甲板色(タン)をまんべんなく吹き付けます。

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そして色鉛筆を用意します。
私が選んだのは「きいろ」「やまぶきいろ」「おうどいろ」「ねずみいろ」「しろ」の5色です。

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これを先ほど吹き付けたタンの上にランダムに描き込んでいきます。
この段階ではけっこうクッキリしていますね。

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そしてウェザリングカラーの「グランドブラウン」を用意して・・・。
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ドボドボと塗りたくっていきます。
え・・・?これだいじょぶか???

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そして専用の溶剤を使って拭き取っていきます。
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すると・・・。
   
じゃ~~~~ん。
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こんな感じになりました。
色鉛筆の色彩が塗装になじんで自然な感じになりました。
もう少し拭き取りを軽くしてウェザリングカラーを残しても良さそうです。

良い雰囲気になることは分かりました。
本番ではこれに白線が入りますのでさらに実感が出ると思います。
さすが長徳式・・・。感謝感謝です。


25mm三連装機銃のシールドを作ります。

1mmプラバンを5枚重ねて円柱を作り、それを削り出して基本形を作ります。

あとはデザインナイフで中央部をくりぬきます。

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スポンソンに置いてみます。

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良い感じだと思います。

あと2つ必要ですが・・・。

さすがに面倒なので「おゆまる」で複製しましょう(笑)。


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