2019年12月

タイトルで「第二煙突」と書きましたが、これは正式な名称ではありません。

実は空母「千歳」と「千代田」の動力にはタービンとディーゼルを併用していました。

そのためそれぞれ別に煙突が用意されていました。ですからどちらが第一とか第二とかではありません。

ただ見た目が大小に分かれますのでそう呼びたくもなります。以下図面参照

IMG_1814

本日はこの煙突を作って取り付けてみました。

IMG_1811

前方にある大きな煙突が缶室からのものです。一方後ろ側の煙突はディーゼル用の煙突となります。

ちなみに内火は「ないか」ではなく「うちび」と呼ぶそうです。

少しアップで見てみます。

IMG_1810

この煙突も真横ではなく若干した下がり気味に設置されます。

今度は裏側から見てみましょう。

IMG_1812

支柱は主缶煙突ほど大きくないのでフレーム構造となっています。

このような煙突配置は千歳型の特徴であり作っていて面白い部分ですね。

さて次は艦首側を作るか、艦尾側を作るか・・・気分次第です(笑)。


右舷側の機銃スポンソンを作っていますがちょと厄介です。


まずここまではフツーに作ります。

IMG_1794

そしてこれを船体に取り付けて支柱で支えます。

これもまたフツーです。

IMG_1795

問題はここからです。

この図面を見てください。

1

この赤丸の部分、かなり複雑な補強が走っていますね。

ちょっと難しいんですけど一生懸命に読み取って頭の中でイメージ化に努めました。

そしてこういう感じに仕上げました。

IMG_1796


「大正解!」ではないかもしれませんが「はずれ」でもないと思います。

ほぼほぼこんな感じかと思います。

さらに図面を基に細かいパーツを取り付けていきます。

IMG_1802

少々上から指で押してもビクともしません。やはりこの補強方法は合理的なのだとちょっと感心してしまいました(笑)。

IMG_1803


最後にここまでの右舷側の進行状況です。

かなりゴチャゴチャしてきましたよ。

IMG_1804




土曜日は兵庫県たつの市にある「昭和レトロ情景館」に行きました。


私自身は二度目の訪問ですが、今回は「模型の絆」メンバーであるヤマトさん、エーギルくん、そして外部顧問を委託しております(笑)友井師匠の合計4人で伺いました。


近くの観光駐車場に車を止めて5分ほど歩けば到着します。

1

受付で入場料を支払って「さあ、見るぞ!」

2

まずは今回の最大の目的である「1/100 全金属製 戦艦長門」を見に1階まで降りました。

3

畳の大きさからその巨大さが分かると思います。

これは館長さんが2001年に完成させた1/100スケールの長門で、ラジオコントロールで走行できるスクラッチモデルなのです。

その製作に関する裏話をたくさん聞かせていただきました。

艦橋周辺をご覧ください。

4


「ほえ~~~」とか言いながら興味深くのぞき込むヤマトさんとエーギルくん。

5

友井師匠はここでも健在。必殺の「ペンライト攻撃」です(笑)。

6

金属の質感はプラに色を塗るのだけでは及ばない無言のリアル感に満ちています。

何度見ても素晴らしい作品でした。

---------------------------------------------------------------------------------

この日は館長さんの計らいで再び奥の部屋に通していただきました。

1/200ニチモの戦艦大和です。

7

甲板をご覧ください。

プラ製の甲板の上から木材を貼り付けています・・・。

しかも最終時の兵装に改造しています。

これには大和好きのヤマトさん、大喜びです。

さらに1/200の駆逐艦。

8


なんかここにいるとスケール感がおかしくなってきますね(笑)。

そして今回は初めて2階部屋にまで案内していただきました。

ここには1/350の艦船模型がズラリ。これは凄い。

この部屋の中だけに納まっているのがもったいない。これは公開すべきだと思うんですけどねえ。


9

10

11

いやあ、もう満腹です。

全て細かく手が入れられていて、このクラスだとそれなりに時間もかかると思うのですが一体いつ作っているのでしょう???


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて十分満足した後、本来はこちらがメインであろうと思われる(笑)二階のジオラマを見に行きました。

12

凄いでしょう。

昭和30年代の架空のたつの市の情景を全て手作りのジオラマで仕上げられています。

この大ジオラマの中をたくさんの列車が駆け抜けていくのです。

上の写真でマスコンを操作されているのが館長さんです。

うーむ、13年掛けてコツコツ作り上げたジオラマにはもう言葉が出ません・・・。

13


あ、お風呂屋さん発見!

14


友井師匠はしつこくペンライト攻撃で覗き込みながら

        「女風呂が見えん!!」

・・・・・知らん顔しとこ・・・・。

時間が来ると夜景に変わります。

15


中華料理店の窓からは店内の円卓の上に並ぶ料理まで再現されています。

16

「細かすぎて伝わり過ぎる模型」とでも呼びましょうか、ほんとに全てにおいて芸が細かいんです。

この大ジオラマですがこのような雑誌の表紙も飾っています。

17

そして「TMSレイアウト・コンペ」受賞されたそうです。当然か・・・。

IMG_1780

ちなみにTMSとは鉄道(T)模型(M)趣味(S)の略だそうです。

ここ昭和レトロ情景館は最近新聞やテレビで取り上げられる機会も多くなっています。

皆様も機会が有ればぜひ行かれてみてはいかがでしょうか?


仕事で車を走らせていて、ふと空を見上げると電線に何かが・・・。
KIMG0156


「え?何??」

一瞬は鳥かなとも思ったのですがなんか違う。

よく見ると人でした。

KIMG0156a

電線の保安点検作業だったようですが、こんな光景は初めて見ました。

私も高いところは結構好きですが、コレはちょっと勘弁してほしい・・・。

ご苦労様です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、昨日の煙突周辺の状況ですが。

IMG_1709

中途半端なのでもう少し手を入れておきます。

その前にこちらの図面をどうぞ。

IMG_1719


通風路の一部から煙突配管が出ています。

ここはきちんと再現しておきます。また、作業員控え所も設置します。

IMG_1714


右舷側の難関部分の一つに煙突が挙げられます。

難しいと分かっている箇所は早めに片付けておきたいものです。


それでは作ります。まず1mmプラバンを4枚貼り合わせます。

IMG_1702

適切な長さにカットした上で0.5mmプラバンを周囲に巻き付けます。

その時に先端部分だけ、空洞に見えるように少し0.5mmプラバンを延長しておきます。

IMG_1703


船体への取り付けはこのまま接着すると脱落の危険が有りますのでプラ棒を2本差し込んで固着力を強めます。

IMG_1705

続いて煙突下の「支え」の部分です。

これは穴の「行と列」を揃えるのが結構難しいです。

二度目の挑戦で使えそうなパーツに仕上がりました。

IMG_1706

補強板を組み込んで「支え」を仕上げます。

実はこの部分はアオシマの1/700キットではこのような表現になっています。

IMG_1711

良く出来ていると思います。ただこの辺が1/700プラキットの限界かとも思います。

これを2倍スケールの1/350だとここまで表現できます。

IMG_1709

せっかくですので煙突はもう少し手を加えます。

作業員控え所と配管も追加することにしましょう。

それでは!



↑このページのトップヘ