2018年09月

伊吹の飛行甲板支柱は極太です。

これがこの空母の特徴の一つでもあります。

使うのは2mm棒です。
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これを2本貼り合わせて・・・。
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0.5mmプラバンで継ぎ目を隠すと・・・。
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支柱が出来上がります。
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これをこの4箇所に立てていくワケですが。
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事はそう簡単な話ではないんですよ。

ひとまず実艦の写真を見てください。
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この赤丸の部分、支柱が半分はみ出してしていますよね。

これを再現するのが大変でした。

現物合わせしかありませんので慎重に削り込んでいきました。

そして出来上がったのがこちら!
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すいません、自己陶酔しています。はっきり言って大満足です(笑)。

苦労した甲斐がありましたよ。

さらに奥の2本も立てました。
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角度を変えて見てみます。

いい感じに仕上がって一安心ですねー。

ちなみにフェアリーダーも自作ですよ。

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さて、次はどこを作りましょうか?

キットの船体を大改造する際に船体のモールドは全てペーパーで削り落としてしまいました。これはセミスクラッチには避けられないことなのです・・・。

しかし、ツルッツルのノッペラボウな船体のままというワケにはいきません。

そこでまず外板表現から修復していきます。

とはいえ大袈裟なことはしていません。短冊切りしたプラペーパーを貼っただけのお手軽修復です。

艦前半部分
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艦後半部分
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艦全体
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キット部分がさらに見えなくなってきました(笑)。

現段階では色合いの違いから目だって見えますが、サフ吹きしてジャーマングレー一色で下地塗装すればかなりいい具合になりますよ。

さて・・・・次はちょっと大変な作業になります。

上手く出来たらまたアップします。


日本の軽空母には珍しく伊吹は甲板上に島型艦橋を備えています。

ただ、飛行甲板の狭さはどうしようもないので、艦橋は大きく舷側に張り出して設置されました。

今日はその張り出し部分の基部を作りました。

途中経過はカットです。撮ってる余裕がありませんでした。(笑)。

現物合わせの連続で無駄弾もたくさん撃ってしまいました・・・。

で、出来上がったのがこちら。
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雲龍型のような湾曲部分は皆無です。

直線のみの構成です。
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裏側から見てみます。隙間が出ると最悪なのでなかなか苦労しましたよ。
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ここでマッチングテストのために紙で甲板を切り出してみます。

使ったのはタミヤのプラバンが入っている台紙・・・。

自称「プラバン消費量日本一の男!」ですからね、ワタクシは・・・(笑)。

この台紙は山ほど持っています(爆)。

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ちょっと船体に被せてみます。

少しイメージが沸いてきましたよ。
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製作を続けまーす!

伊吹のベースとなる船体の大枠(土台)作りが終わりました。

キットを使いましたので楽でした!

・・・・・と、言いたいところですがこれはこれで大変でした。

まず、加工前。

タミヤ 1/350「三隈」の船体を組んだところ。
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そして出来上がった伊吹の船体。
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元キットとプラバンとの継ぎ目を消すことが最大のテーマです。

その辺はかえってフルスクラッチのほうが楽だったかもしれません(笑)。

伊吹の船体には大きなバルジが装着されています。

空母は飛行甲板とか艦載機とかでトップヘビーになりがちです。

巡洋艦の船体のままでは不安定ですので復元性を増すために取り付けられた意味合いが大きいバルジです。

位置的にはこの辺りです。
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また戦時急造型のため取り急ぎ巡洋艦時代の元々のバルジの上から被せるように取り付けています。まさに取って付けたという表現がピッタリです。

この図にあるように真っすぐではなく下に広がるように角度が付いていますね。
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実艦でもしっかり確認できます。赤丸の部分です。
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では工作してみます。

まずプラバンに下書きします。
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左右2枚切り出します。
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バルジに角度を付けるためにスペーサーを切り出します。
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位置に気をつけながらスペーサーを取り付けます。
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バルジを取り付けます。
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形状を確認します。・・・変な形ですけど実際、こうなんですよ(笑)。

取り付け角度もチェックします。オッケー牧場です(笑)。
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それでは反対側も同様に作業しますね。

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