2018年06月

今日は奥さんの実家(神戸市須磨区)に所用のため行ってました。

せっかく明石からここまで来たのだからと、もう少し足を伸ばして神戸三宮で開催されている
「第19回WINDS航空機模型展示会」を見学に行きました。
イメージ 2


模型の展示会の雰囲気って大好きです。

模型好きの皆さんがこの日のために熱意を込めて作り上げた作品たちのお披露目の場です。見ているほうもついつい熱くなってしまいます。

イメージ 1

そんな中でひときわ大きくて、また精巧な作り込みの素晴らしい作品に出会えましたのでご紹介します。

こちらです、1/48 ボーイング B-17
イメージ 3

まだ未完成なのですが何年もかかて製作されているということで、その金属の質感には驚きを通り越してしまいました。

エンジン周りを拡大してみます。
イメージ 4

細かい細かいリベットが見えますでしょうか?

これ全て0.3mm棒を埋め込んで表現されているのだそうです。信じられます?

気が遠くなります。自分には無理です(キッパリ)。

そしてこちらがエンジンカウル・・・。
イメージ 5

アルミを使っていて、その加工方法を丁寧に説明していただいて大納得出来たのですが、いざ文章にするとなると難しいのでパスです(笑)。

それでも凄さは伝わると思います。

さらに機体内部の座席。
イメージ 6

通信機器なのでしょうか?

コード類などこのスケールとしては恐ろしいほどの作り込みです。

これでけでも立派な作品ですよね・・・。

そしてこちらは同じ作者様のDC-3
イメージ 7

こちらもそのリベット表現を拡大表示で見て下さい。
イメージ 8

こちらは裏からの突き出しでの表現だそうです。

どうしてこう列も粒も揃うんでしょう??

指先の感覚が超繊細なのでしょうね。

作者様には非常に丁寧で分かりやすいご説明をたくさん頂きました。

飛行機模型は分からないことばかりなのでとっても勉強になりました。

ジャンルは違うけど、ぼ・・・僕も頑張ろう・・・(笑)

どうもありがとうございました!!

B-17の完成がとても楽しみです。




ニチモ30cm 「翔鶴」で遊ぶプロジェクト

お遊びのつもりで始めた30cm翔鶴の製作ですが、意外と皆さまのツボにはまったようで、けっこう反響があったりします(笑)。

今日は今回の製作がどのように始まって、今後どうなっていくのかを順を追って書き記してみたいと思います。

まずこの30cm翔鶴は僕の模型仲間であるヤマトさんのお家に遊びに行った時に「これ、おみやげに~」と言って頂いた物です。

ちなみにヤマトさんとは、お部屋がこんな人ですよ~(笑)。
イメージ 2


40年も前の古いキットですが保存状態も良く、昔この30cmシリーズをお城のお堀で浮かべて遊んだ(沈めた)者としては実に懐かしくノスタルジックな気分になりました。
イメージ 1

箱を開けると40年前の空気感が漂ってきました。

なんか・・・いいですね、昔のプラモデルって
イメージ 3

この時は・・・この時はですね、本当に気分転換にササッと組んで、ササッと色塗ってお風呂に浮かべて遊ぼうと思っていたんですよ、マジで・・・。

しかし、作り始めると状況が変わってきました。

悪い病気が出てきてしまったようです。

  ディティールアップしたい・・・。

単にディティールアップを楽しみたいだけならフジミあたりの1/700を買ってきたほうが手っ取り早いのでしょうが、僕はどーしてもこのニチモの30cm翔鶴を作り込みたくなったのです。

もはや気分転換どころではなくなってきました。

やるなら徹底的に(フフフ・・・)

というわけでせっかくのスポンソンも。
イメージ 4

こうなってしまいました。
イメージ 5

船体もいつのまにかこんなことになってしまいました。
イメージ 6

認めましょう・・・セミスクラッチになってます、はい・・・。

現在、船体はほぼ改修工事は完了しています。

さて、今後この翔鶴はどうなっていくのでしょうか?

皆さま、この飛行甲板をご覧下さい。
イメージ 7


ご存知の方も多いと思いますが、ニチモの30cmシリーズにはこの赤丸部分のように大きな穴が開いていて、そこから大きな動力スイッチが飛び出します。
イメージ 8

ディスプレイモデルとしてはあってはならない物ですが、これは元々モーターライズですから仕方ありません。

当初は「こりゃ甲板も使えないな」と思ってこれもプラ板で作る気でいましたが、それではもうベースがニチモの30cm翔鶴である意味が無くなります・・・。

そこで予定を変更してこの穴を利用することにしました。

つまり、とことん翔鶴を真面目にディティールアップした上で、この穴から動力スイッチを飛び出させてみよう。

これで一目で見た人には「あ、30cmシリーズだ!」と認識していただけるのではないでしょうか?

状況としてはこうです。

艦長の「出港用ーーー意!!」の号令と共に兵員たちはフンドシ一丁になって、この動力スイッチによじ登ります。

予科練でイヤというほど叩き込まれた「棒倒し」の要領で全員でこのスイッチを倒して機関を始動させます。

こう考えれば甲板からスイッチが突き出ていても違和感はありません(笑)(笑)。

余談ですが、僕はプロモデラーの方々のような製作部屋というものが有りません。

居間に置いた食卓兼テーブルで製作しています。

奥さんに「ご飯やで。そのショーカク片付けて!」と言われたらソッコーで片付けないといけません・・・。

ですから模型製作をしながらも、時々は奥さんの料理の作業工程を気に掛けつつ、次の作業に入る時間が有るかどうかを見極めないといけません。

そういう状況下で思いついたプランですので、今後変更が無いとは言い切れませんので前もってご了承ください(笑)。

それでは今後も製作状況はアップしていきますのでどうぞよろしくです!!



ニチモ30cm 「翔鶴」で遊ぶプロジェクト

キットの船体と一体成型されているスポンソン・ブルワークはどうしても分厚くなりすぎていて、少々気になります。

そこで思い切って全部削り落としました。

となると・・・プラ板で再成型しないといけません。

0.5mmを使って切り出します。
イメージ 1

0.3mmを使ってブルワークを再生します。

イメージ 2

三角補強板を取り付けます。
イメージ 3

船体に取り付けます。
イメージ 4

下側にはスポンソン支柱を取り付けます。
イメージ 5

飛行甲板とのマッチングもオーケーですね。
イメージ 6

さあ・・・そろそろ船体工作も終わらせたいのですが、いろいろ気になる部分も有りましていつになることでしょうか・・・。

ニチモ30cm 「翔鶴」で遊ぶプロジェクト

翔鶴の艦尾にはこの位置に「発動機調整所」があります。
イメージ 1

で・・・キットを見てみると・・・。

ニチモさん、スルーしてる(笑)。
イメージ 2

仕方ありません、工事しましょう・・・。
イメージ 3

開口部は3箇所、そのうち一つはシャッターを閉めてみます。

ではそのシャッターの作り方です。

0.3mm棒と0.3mmプラ板を用意します。
イメージ 4

この棒を均等に貼り付けていきます。
イメージ 5

開口部の大きさに合わせてカットします。
イメージ 6

そして取りつけます。ピタリです(笑)。
イメージ 7

裏側も手抜きせず作り込みます。
イメージ 8

飛行甲板を乗せるとこんな感じに見えるワケですね。
イメージ 9

大きく見えますが30cmシリーズの翔鶴です。

めっちゃ小さいんですよ・・・。

ここにエンジン、置けるかしら???

  前回は長々とプロ野球のお話ですみませんでした~。

ニチモ30cm 「翔鶴」で遊ぶプロジェクト

それでは今日の本題に入りますね。

さてこの30cm翔鶴には艦首フェアリーダーがありません。
イメージ 1

これでは帝国海軍のシンボル「菊花紋章」を取り付けることも出来ません。

  無ければ作る。これしかありません(笑)。

使うのは0.3mmプラ板です。
イメージ 2

大まかに形を作ります。
イメージ 3

ここから先はデザインナイフとペーパーで仕上げます。
イメージ 4

取り付けてみます。
イメージ 5

やっぱり有った方が良いですね。
イメージ 6

何とかイメージ通りに仕上がりましたよ。

↑このページのトップヘ