「第11回艦船模型合同展示会」は盛況のうちに終了しました。参加された皆さんはまた新たな目標をもって製作活動に戻られるのだと思います。
私もそろそろ次の作品について具体的な計画を練る時期が来ました。今日は前から二択まで絞っていた次回作を最終的に決めましたので告知致します。
次回作は・・・空母「信濃」です!
スケールは・・・1/350です!
え?そんなキット無いよね?
はい、有りません。大方の方の想像通りタミヤ1/350戦艦「大和」の船体を使った「半スクラッチ」で組み上げていこうと思っています。
そういうプランは以前から持っていたのですがなかなか実行に移せませんでした。ところが今回の艦船模型合同展示会で私のプラン通りの作品が出展されていたのです。それがこの作品。
昨日もご紹介しましたが、この作品は花岡勇太様の作品です。非常に見事に仕上げられています。
この作品を拝見して「大和の船体から信濃を作る」という脳内プランも現実に可能であることがハッキリしました。
実は他の艦種のキットの船体を使って空母を作るという作業自体は経験済みではあります。それがこの作品。
これは~未成空母「伊吹」ですね。懐かしい。
艦船模型スペシャル 74号で掲載いただいた作品ですね。
この時はタミヤの巡洋艦「三隈」の船体を取り寄せて使いました。
まずそのタミヤの船体を組んで・・・。
あとはプラ板で上部構造物を組み上げていきました。
要領としてはこれと同じ手順になるんでしょうけど、「伊吹」と「信濃」ではそのボリューム感に雲泥の差がありますのではたして同じように上手くいくのかどうか見当も付きません。
一度はやろうと決めてはいたものの同じものを後から作るのはけっこうプレッシャーもキツいものが有りますのでちょっと迷いもあったのですが・・・。
「模型の絆」のメンバーから「逆に信濃を改造して大和を作ったらええですやん。そんなんけんちっくさん以外誰もやらんて」と言われて爆笑しました。これで随分気が楽になりましたねえ。苦労して完成させて人に見せたところで「や・・・大和ですよね? こ・・・これが何か??」で終わりでしょ(爆)。
そう考えたらどうせ同じ苦労するなら信濃を作りましょう!ってことです。
そこで花岡さんの「信濃」を穴が開くほど研究させてもらいました(笑)。
う~~ん。
うう~~~~~ん
ど・・・どこまでがキットでどこからが継ぎ足した部分なのか?
継ぎ目が見事に消されています。全く分からないです。これは凄い・・・。
内側が見れないのは残念ですが、高い精度で戦艦の船体を空母のそれに変更されていますね。
全く同じように出来るかどうかは分かりませんがここは全力でやってみましょう。
とにかくやってみようと決めましたのでコンセプトを決めておきます。
花岡さんのフルハルモデルに対して私は洋上ジオラマで仕上げてみようと思います。
合同展示会の前にそろそろ戦艦「大和」の船体だけ取り寄せようと思っていたのですが、思いもかけず「鳶色の会」の山口会長から「要らん船体が有るから使ってや~~」と申し出が有り遠慮なく「お願いします」とお返事しました(笑)。本当に感謝です(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
しばらくして届いた「大和」の船体がこれです。
なんだ・・・意外と小さいな。
と安心していたら。
先っちょが別パーツでした(汗)。
なんでも「金型」の関係で別パーツ化は仕方ないとの事。あとは継ぎ目を目立たないように接続することが必須のようです。
恥ずかしながら私、戦艦「大和」のプラモデルを作ったことが有りません。ましてや最近のこのような精密なキットなどなおさらです。「三隈」の船体は簡単に組めましたが「大和」はどうなのでしょう?
会長より「説明書は無いよ~」とお聞きしていたので、模型の絆のヤマトさんからお借りしてきました。
ぬ~~~、これはブ厚い。まあ上部構造物は関係ないからあくまで船体の組み立て関連ページを、と。
う~~~ん、何となくわかるような分らないような・・・。
ところが運は我にありでしょうか、同じ会のメンバーであるHIGH-GEARedさんが、今まさに同じところを作業中のようです(笑)。
ラッキーです。思いっきり参考にしてコツを掴んでおきましょう。
HIGH-GEARedさんはお仕事を含めてもう何度も何度も戦艦「大和」を作られたそうです。人気№1の軍艦ですから当然なんでしょうけどね。もう組説の内容なんかは完全に頭に入っていることでしょう。
我々の間では「HIGH-GEARedさんはひょっとしたらE-27のパーツは〇〇」とかまで完全把握してるんじゃないの?」とまで噂されています(笑)。それくらい超速作業なのです。
逆に私はまったく初体験ですから間違いなく遅いですけどどうかご容赦くださいね。
資料的にはまあいろいろあるんですけど、ハッキリ言ってこの船(信濃)だけはもうある程度基本的な形状さえ正確であればあとは凄く自由度が高いと思うのです。考証はあまり深く考えずにキットを頼りにしましょう(笑)。
今回については花岡さんもそうされたように私も1/700キットを単純に倍に拡大します。そしてそれをベースに自分なりのオリジナルな解釈をどんどん取り入れていこうと考えています。
そのための資料ベースとしてこのキットを用意しました。
フジミ艦NEXTシリーズ「信濃」ですね。中身を確認しましたが良いキットだと思います。
資料として使うにはもったいないのでいずれはこちらも作ってみたいと思っています。
というわけでいよいよ空母「信濃」への挑戦が始まります!頑張りますので皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
う~~~ん、ちょっとスイーツで一服しましょう。
さらにもう一つお知らせしたいことが有ります。
ここ最近の私のスタイルになってきているのですが、メインの1/350製作の傍らで1/700も同時進行で製作しています。まあ息抜きも兼ねているんですけどね。
そこで今回も同様にメインの1/350「信濃」製作をしながら一つ1/700作品も作っていきます。
ですが事情により今回はちょっと非公開とさせてください。
記事の更新が無い日は「あ、今日はけんちっくさん、1/700の製作日なんだな」と思ってくだされば幸いです。
ただし、本当にサボっている日もあります!!(爆)。
それでは皆様、どうぞよろしくお願いします。近日中に製作開始します。
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私もそろそろ次の作品について具体的な計画を練る時期が来ました。今日は前から二択まで絞っていた次回作を最終的に決めましたので告知致します。
次回作は・・・空母「信濃」です!
スケールは・・・1/350です!
え?そんなキット無いよね?
はい、有りません。大方の方の想像通りタミヤ1/350戦艦「大和」の船体を使った「半スクラッチ」で組み上げていこうと思っています。
そういうプランは以前から持っていたのですがなかなか実行に移せませんでした。ところが今回の艦船模型合同展示会で私のプラン通りの作品が出展されていたのです。それがこの作品。
昨日もご紹介しましたが、この作品は花岡勇太様の作品です。非常に見事に仕上げられています。
この作品を拝見して「大和の船体から信濃を作る」という脳内プランも現実に可能であることがハッキリしました。
実は他の艦種のキットの船体を使って空母を作るという作業自体は経験済みではあります。それがこの作品。
これは~未成空母「伊吹」ですね。懐かしい。
艦船模型スペシャル 74号で掲載いただいた作品ですね。
この時はタミヤの巡洋艦「三隈」の船体を取り寄せて使いました。
まずそのタミヤの船体を組んで・・・。
あとはプラ板で上部構造物を組み上げていきました。
要領としてはこれと同じ手順になるんでしょうけど、「伊吹」と「信濃」ではそのボリューム感に雲泥の差がありますのではたして同じように上手くいくのかどうか見当も付きません。
一度はやろうと決めてはいたものの同じものを後から作るのはけっこうプレッシャーもキツいものが有りますのでちょっと迷いもあったのですが・・・。
「模型の絆」のメンバーから「逆に信濃を改造して大和を作ったらええですやん。そんなんけんちっくさん以外誰もやらんて」と言われて爆笑しました。これで随分気が楽になりましたねえ。苦労して完成させて人に見せたところで「や・・・大和ですよね? こ・・・これが何か??」で終わりでしょ(爆)。
そう考えたらどうせ同じ苦労するなら信濃を作りましょう!ってことです。
そこで花岡さんの「信濃」を穴が開くほど研究させてもらいました(笑)。
う~~ん。
うう~~~~~ん
ど・・・どこまでがキットでどこからが継ぎ足した部分なのか?
継ぎ目が見事に消されています。全く分からないです。これは凄い・・・。
内側が見れないのは残念ですが、高い精度で戦艦の船体を空母のそれに変更されていますね。
全く同じように出来るかどうかは分かりませんがここは全力でやってみましょう。
とにかくやってみようと決めましたのでコンセプトを決めておきます。
花岡さんのフルハルモデルに対して私は洋上ジオラマで仕上げてみようと思います。
合同展示会の前にそろそろ戦艦「大和」の船体だけ取り寄せようと思っていたのですが、思いもかけず「鳶色の会」の山口会長から「要らん船体が有るから使ってや~~」と申し出が有り遠慮なく「お願いします」とお返事しました(笑)。本当に感謝です(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
しばらくして届いた「大和」の船体がこれです。
なんだ・・・意外と小さいな。
と安心していたら。
先っちょが別パーツでした(汗)。
なんでも「金型」の関係で別パーツ化は仕方ないとの事。あとは継ぎ目を目立たないように接続することが必須のようです。
恥ずかしながら私、戦艦「大和」のプラモデルを作ったことが有りません。ましてや最近のこのような精密なキットなどなおさらです。「三隈」の船体は簡単に組めましたが「大和」はどうなのでしょう?
会長より「説明書は無いよ~」とお聞きしていたので、模型の絆のヤマトさんからお借りしてきました。
ぬ~~~、これはブ厚い。まあ上部構造物は関係ないからあくまで船体の組み立て関連ページを、と。
う~~~ん、何となくわかるような分らないような・・・。
ところが運は我にありでしょうか、同じ会のメンバーであるHIGH-GEARedさんが、今まさに同じところを作業中のようです(笑)。
ラッキーです。思いっきり参考にしてコツを掴んでおきましょう。
HIGH-GEARedさんはお仕事を含めてもう何度も何度も戦艦「大和」を作られたそうです。人気№1の軍艦ですから当然なんでしょうけどね。もう組説の内容なんかは完全に頭に入っていることでしょう。
我々の間では「HIGH-GEARedさんはひょっとしたらE-27のパーツは〇〇」とかまで完全把握してるんじゃないの?」とまで噂されています(笑)。それくらい超速作業なのです。
逆に私はまったく初体験ですから間違いなく遅いですけどどうかご容赦くださいね。
資料的にはまあいろいろあるんですけど、ハッキリ言ってこの船(信濃)だけはもうある程度基本的な形状さえ正確であればあとは凄く自由度が高いと思うのです。考証はあまり深く考えずにキットを頼りにしましょう(笑)。
今回については花岡さんもそうされたように私も1/700キットを単純に倍に拡大します。そしてそれをベースに自分なりのオリジナルな解釈をどんどん取り入れていこうと考えています。
そのための資料ベースとしてこのキットを用意しました。
フジミ艦NEXTシリーズ「信濃」ですね。中身を確認しましたが良いキットだと思います。
資料として使うにはもったいないのでいずれはこちらも作ってみたいと思っています。
というわけでいよいよ空母「信濃」への挑戦が始まります!頑張りますので皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
う~~~ん、ちょっとスイーツで一服しましょう。
さらにもう一つお知らせしたいことが有ります。
ここ最近の私のスタイルになってきているのですが、メインの1/350製作の傍らで1/700も同時進行で製作しています。まあ息抜きも兼ねているんですけどね。
そこで今回も同様にメインの1/350「信濃」製作をしながら一つ1/700作品も作っていきます。
ですが事情により今回はちょっと非公開とさせてください。
記事の更新が無い日は「あ、今日はけんちっくさん、1/700の製作日なんだな」と思ってくだされば幸いです。
ただし、本当にサボっている日もあります!!(爆)。
それでは皆様、どうぞよろしくお願いします。近日中に製作開始します。
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コメント
コメント一覧 (4)
1/350信濃は空母野郎の夢ですね!ワタクシは現状1/700専門なので数年前にタミヤの信濃を建造していますが、どんな信濃になるか今から楽しみです。
1/700隼鷹はようやく船体塗装が一段落してこのあと問題の飛行甲板に着手予定です。年内竣工は難しそうですけど(汗)
大阪での艦船模型合同展示会、とても行きたかったのですが生憎、当方関東住まいのため流石においそれと行けずこの記事の画像を食い入って見ておりました。関東で開催されれば是非行きたいですね。。
けんちっく
がしました
E-27と言われて即答できないまでも、「Eランナー = 艦橋周り」というところまでは把握しているHIGH-GEARedです(笑) ←実のところパーツ番号はほとんど見ておりません
今さらながら、合同展お疲れさまでした。夜勤前でお忙しいところ、率先して受付業務を務めていただきまして、ありがとうございました。
次は信濃ということで、超大作に期待大ですね~。
大和の船体は分割がカオスでいつも合わせ目処理に苦労するので、けんちっくさんほどのスクラッチ能力をお持ちなら「モールド全撤去&いちからプラペーパーでやりなおし」の方がやりやすいかもしれません。
いずれにしましても「どこまでがキットで、どこからスクラッチか分からない作品」になることは間違いないので、楽しみにしております!(笑)
けんちっく
がしました
はい、長い間温めてきましたがついに「信濃」です。
今回、出展作品を生で目撃して完全に火が付いちゃたようです(笑)。
かなり気合が必要ですのでまた応援してください。
隼鷹の船体塗装、終わりましたか?ご苦労様です。
飛行甲板は迷彩でしょうか?
薄い色と濃い色の順番に気を付けて一層づつ色を乗せていく感じで吹いてみてください。
楽しみですね。
艦船模型合同展示会は2年に一度、東西持ち回りで開催しています。
次回は2024年(秋)、場所は横須賀です。
関東ですよ、良かったですね!
けんちっく
がしました
やっぱりそうですか、そこまで分かっているだけでも作業効率は全然違いますよね。
HIGH-GEARedさんの場合はそこからさらにフルエッチングですから、いちいち「え~~と、え~~と・・・」とか言ってたらお仕事になりませんよね(笑)。
合同展示会、お疲れさまでした!
受付業務もだんだんと要領良くなって最初のころと二日目では全然捌き方が上手くなってきましたよね。経験って大きいですね。上手くなってきた頃に終わってしまうんですけど(爆)。
はい、次「信濃」です。躊躇してても仕方ないので思い切ってやります!
HIGH-GEARedさんでさえ苦労する「合わせ目消し」・・・。
なんか想像するだけでも憂鬱になってきますね。
取りあえず作業の様子を拝見します。グッドタイミングです。
今回の「信濃」が満足に完成出来たらかなり自信になるような気がしています。
集大成にするにはちょっと早いけど、それくらいの気持ちで頑張ります!
けんちっく
がしました