ニチモ30cm 「翔鶴」で遊ぶプロジェクト
お遊びのつもりで始めた30cm翔鶴の製作ですが、意外と皆さまのツボにはまったようで、けっこう反響があったりします(笑)。
今日は今回の製作がどのように始まって、今後どうなっていくのかを順を追って書き記してみたいと思います。
まずこの30cm翔鶴は僕の模型仲間であるヤマトさんのお家に遊びに行った時に「これ、おみやげに~」と言って頂いた物です。
ちなみにヤマトさんとは、お部屋がこんな人ですよ~(笑)。

40年も前の古いキットですが保存状態も良く、昔この30cmシリーズをお城のお堀で浮かべて遊んだ(沈めた)者としては実に懐かしくノスタルジックな気分になりました。

箱を開けると40年前の空気感が漂ってきました。
なんか・・・いいですね、昔のプラモデルって


この時は・・・この時はですね、本当に気分転換にササッと組んで、ササッと色塗ってお風呂に浮かべて遊ぼうと思っていたんですよ、マジで・・・。
しかし、作り始めると状況が変わってきました。
悪い病気が出てきてしまったようです。
ディティールアップしたい・・・。
単にディティールアップを楽しみたいだけならフジミあたりの1/700を買ってきたほうが手っ取り早いのでしょうが、僕はどーしてもこのニチモの30cm翔鶴を作り込みたくなったのです。
もはや気分転換どころではなくなってきました。
やるなら徹底的に(フフフ・・・)

というわけでせっかくのスポンソンも。

こうなってしまいました。

船体もいつのまにかこんなことになってしまいました。

認めましょう・・・セミスクラッチになってます、はい・・・。
現在、船体はほぼ改修工事は完了しています。
さて、今後この翔鶴はどうなっていくのでしょうか?
皆さま、この飛行甲板をご覧下さい。

ご存知の方も多いと思いますが、ニチモの30cmシリーズにはこの赤丸部分のように大きな穴が開いていて、そこから大きな動力スイッチが飛び出します。

ディスプレイモデルとしてはあってはならない物ですが、これは元々モーターライズですから仕方ありません。
当初は「こりゃ甲板も使えないな」と思ってこれもプラ板で作る気でいましたが、それではもうベースがニチモの30cm翔鶴である意味が無くなります・・・。
そこで予定を変更してこの穴を利用することにしました。
つまり、とことん翔鶴を真面目にディティールアップした上で、この穴から動力スイッチを飛び出させてみよう。
これで一目で見た人には「あ、30cmシリーズだ!」と認識していただけるのではないでしょうか?
状況としてはこうです。
艦長の「出港用ーーー意!!」の号令と共に兵員たちはフンドシ一丁になって、この動力スイッチによじ登ります。
予科練でイヤというほど叩き込まれた「棒倒し」の要領で全員でこのスイッチを倒して機関を始動させます。
こう考えれば甲板からスイッチが突き出ていても違和感はありません(笑)(笑)。
余談ですが、僕はプロモデラーの方々のような製作部屋というものが有りません。
居間に置いた食卓兼テーブルで製作しています。



奥さんに「ご飯やで。そのショーカク片付けて!」と言われたらソッコーで片付けないといけません・・・。
ですから模型製作をしながらも、時々は奥さんの料理の作業工程を気に掛けつつ、次の作業に入る時間が有るかどうかを見極めないといけません。
そういう状況下で思いついたプランですので、今後変更が無いとは言い切れませんので前もってご了承ください(笑)。
それでは今後も製作状況はアップしていきますのでどうぞよろしくです!!
コメント