1/350 空母「蒼龍」製作記

艦橋の周辺をさらに作り込んでいきます。

塗装すべきものをまとめて一気塗装します。

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このうち着艦制動索についてですが、その位置については年次によっていろんな説が有るようです。

ただ、真珠湾直前の昭和16年はこのような配置になっていたようです。

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これに倣って2つの制動索を取り付けます。

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さらにこのイラストのように、艦橋甲板からすぐ下の探照灯フロアへのラッタルが有ったようですのでこれもこの説に倣って取り付けます。

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その他のボートダビットや防雷具なども所定の位置に取り付けますよ。

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艦橋周辺が一気に複雑になってきました。

雲龍型の大ファンである私ですが、蒼龍もなかなか「良いなあ・・・」と思ってしまいますね(笑)。

さて第一エレベーターの左上に探照灯カバーを取り付けたわけですが、実はその近くにこのような物が有ったという資料が有ります。

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これはグランプリ出版の「日本の航空母艦」の蒼龍ページなのですが、赤枠で囲んだところをご覧ください。

何でしょう?この正体不明の謎の形状は

実はこれは格納庫から運搬車に乗せた魚雷を上げ下げする昇降口なのだという事です。

資料にはしっかり描かれていますが、これを明確に捉えた写真は全くありません。

おそらく計画図面には描かれていたのだと思いますが、実際に設置されたかどうかの確証は無いようです・・・。

今回の模型製作でも悩んだのですが、とりあえず「無し」としました・・・。

まあ、これはフタですから付けようと思えば後からでも簡単に取り付けられますからね(笑)

今日は以上です!!!

サバラ!!!
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