本日は所属するサークル「模型の絆」のミーティング(という名のお茶会)をホームグラウンドである浪漫珈琲倶楽部神戸館にて行いました。

no title

総裁である(笑)ヤマトさんと非常に有意義な意見交換をさせて頂きました!

その後、本部であるヤマトさんの家に向かいました。

蒼龍製作で1個だけ不足していた連装高角砲を頂いちゃいました。

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いやあ何でも持ってるなあ、ヤマトさん。ありがとう、助かりましたあ。

相変わらず豊富な在庫量。断っておきますが、これはごく一部でございます(笑)。

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そんなヤマトさん、新発売されたベリーファイアの
1/350大鳳もゲットされているというので見学させてもらいました。

 やってくれるわあ・・・しっかり2セット(爆)。

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ヤマトさんも凄いが奥さんも凄い・・・。私がこんなことやると・・・。

え~~~~、箱絵は素晴らしいです。なかなかマリアナしてます。

はやる気持ちを抑えつつ箱を開けると。

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いきなり船体がドーーン!!

やっぱりフルハルは迫力あります。まあ、自分が作るとなると喫水カットしちゃうんですけどね。

特徴的なエンクローズドバウです。

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大鳳はハッキリ言ってこの部分の出来栄え一つで印象が半分以上決まると考えます。

そういう目で厳しくチェックさせてもらいましたが特に問題は無くとても良い感じに再現されていると感じました。舷外電路がモールドされているのは賛否有るかと思いますがモールド自体はシャープですので後付けするのと遜色ないと思います。

次に艦尾側です。

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船底まできっちり外板のモールドが奇麗に刻まれています。正直言って外国製キットにここまでの繊細さは期待していませんでしたので意外だったのですが好感が持てました。

これは艦橋パーツです。部品点数が多い!!その分高い再現度だと思います。

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艦橋部分の説明図です。これだけでも細かさが伝わると思います。

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煙突部分は煙路までパーツ化されています。これは少し見える程度ですが省略するのとは大きな違いです。この辺にもメーカーの本気度が伺えます。

問題の飛行甲板ですね。

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大きく2分割されています。そして仕様は「木甲板」。

木目の表現は繊細でしたよ。縦のスジだけでなく、しっかり横方向の木材の端部分も表現されていますので細かい塗り分けをしても面白いでしょう。

そして飛行甲板の裏側の梁です。ガーダーとかビームというやつです。

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これはまあプラ表現としては可も無し不可も無しというところでしょうか?

もっともデラックス版キットを購入すればこの部分はオールエッチングに置き換えになります。

細部に拘りたい人はそれも良し!でしょう。

そうでなければこのくらいの表現でも大きな問題は無さそうです。

部品点数はこんなものでしょう。1/350艦船模型に不慣れな方でも何とか完成まで無理なくたどり着けそうな部品点数かと思います。

赤城のキット箱を開けた時のエゲつなさに比べたら可愛いもんです。あの時は思わず尻もちをつきましたからねえ・・・。

これが説明書です。

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国産メーカーのような「分かりやすさ」はちょっと???と思いますが、まあイラストも悪くないので視覚的に理解できると思います。

そしてカラーリングガイドです。

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気になるのは飛行甲板最先端のこの矢印のようなマークです。

私は大鳳のこの部分は白一色と解釈していましたので「1/300スクラッチ大鳳」ではこのように表現しました。(赤丸部分)。

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ですのでこの解釈にはちょっと驚きましたが同時になかなかカッコイイとも思いましたね。

最後に艦載機です。

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零戦・彗星・天山・九九艦爆の四種類ですが、ちょっと機数が少ないかなあ。空母模型の醍醐味である艦載機満載の飛行甲板はこのセットだけでは不十分かと思います。これは追加セットとかは販売されるのでしょうか?ちょっと私には分かりません。

以上ですが、全体的にはとても良く出来たキットだと思います。国産メーカーの1/350シリーズのリリースがパタっと止まってしまっている流れの中で現れた大型新製品です。海外だとかどうとかは置いといて、これは素晴らしいことだと思います。

今回検証したのは通常版ですが、フルエッチングのデラックス版も有るそうです。

フトコロに余裕のある方はそちらも検討してみてはいかがでしょう?

空母野郎の私がオススメします。このキットは大鳳が好きなら「買い!」でオーケーです!!


最後に私のスクラッチ1/300「大鳳」の艦橋アップです。きゃっ。恥ずかちい(爆)。

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さて話は変わりますが、このベリーファイアというメーカーさんからは1/350スケールで戦艦「モンタナ」も発売されているようです。

ヤマトさん、これもしっかりゲットしていました・・・。

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こちらもじっくり検証してみましたが、ややアッサリした感じのキットでした。

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煙突などはツルツルでのっぺりした感じですし・・・。

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船体のモールドも最低限度といった感じでした。

それに比べると今回の新製品「大鳳」の出来栄えは大きな進歩を感じます。

真剣に真面目に製品開発に努力している姿勢とその結果が見て取れます。

私も少しこの大鳳のキット、作ってみたくなりましたよ。

「2つ有るんで作りたくなったらいつでも提供しますよ!」
とヤマトさん。

その時はどうぞよろしくお願いします・・・。
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